理学療法士にクビやリストラはあるの?!

現状に不満があるなら転職しましょう!

現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!

私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。

この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣

実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。


世の中の景気の良し悪しが、社員のリストラの元凶になることは
皆さんも何となくご存じだとは思います。

しかし、国家資格を持っている理学療法士は?
知りたくないけど、知らないと恐ろしいホントの話を調べてみました!

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増え続けている理学療法士の数

引用元:https://www.photo-ac.com/

理学療法士になることを目指して、
みなさん2年~4年という長い時間をかけて養成校に通ってきたと思います。

そして手に入れた国家資格、「理学療法士」。
支えてくれたご家族のことなどを考えると、しっかりと働いて、恩返しがしたいものですよね。

しかしながら、ぬくぬくと働くことが難しい時代が到来しようとしています…

毎年1万人ずつ増えている理学療法士

まず、世の中における理学療法士の数が増え続けているのはみなさんお気づきでしたか?

大体の合格率が90%前後である理学療法士の国家試験。
それに加えて、毎年合格者が1万人前後出ています。

受験する側から考えたら、落ちることなどあまり考えたくはないと思いますが
受かってからのことを考えた時の方が、もっとしんどく感じませんか?

毎年1万もの求人票が果たして発生しているのでしょうか…?

資格取得は簡単だったとしても、その資格を活かして就職することのハードルが
非常に高く感じられると思うのです。

理学療法士のリアルな労働環境

各施設に理学療法士が一体何人必要なのかと考えた時にも、
毎年1人は絶対に採用する!なんてところはほとんどありませんし、
実際、一人職場や、数人で働くような施設で働く理学療法士が圧倒的に多いと言われています。

一昔前までは、医療機関で働くことが主とされていた理学療法士ですが、
リハビリの需要が高まってきていることから、今や、介護福祉現場からの求人も増えています。

働く理学療法士の約4割が介護福祉現場で働いているという統計も出ているほどです。

求められる場が、広がりを見せていることはとても前向きなことではありますが
1つの施設に何人も理学療法士はいらないのは、医療機関と同じです。

そのため、前述のとおり、現場に理学療法士は自分一人というような職場が
どうしても増えてしまうのです。

各施設が毎年理学療法士を採用するわけではない

各施設に1人から数名程度しかそもそもの枠がないことから
毎年理学療法士を採用するような予定はほとんどないと言い切れます。

施設に1人しかいないからこそ、勤めている理学療法士としても
仕事に対しての責任感だって十分感じながら働いていると思いますし、
場所によっては、1人だからこそ給与などの対価・待遇が良いところもあるかもしれません。

毎年採用するような仕事ではないからこそ、
誰かが辞めた時の充として採用活動を行う施設はあるかもしれませんが、
となると、求められているのは「技術力」や「即戦力」であることは否めません。

理学療法士が増え続けていることと、毎年の採用をすべての施設が考えるような職種ではないため
就業する際の競争の激化が進んでいることは、前提として理解しておいた方が良いでしょう。

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理学療法士のクビやリストラの理由ってなに?

引用元:https://www.photo-ac.com/

施設経営の効率化を求められている

例えば、病院の経営について考えたことはありますか?
どうやって儲けを出しているのかというと、稼ぎ頭は圧倒的に医師です。
診察にしろ、手術にしろ、患者さんを診ている限り、医師はずっと収益を生み出しています

次に、入院病棟などを保持している病院であれば、必ず必要になるのが看護師という存在。
しかしながら、医師にしろ、看護師にしろ今は深刻な人手不足が謳われています。

正直、主軸はこの2職種だけなのです。
となると、理学療法士は多少減ったとしても、経営面や施設の環境整備の観点から、
「居ないと仕事が回らない」ということは、ありません

つまり、リストラや人員削減の対象として見られやすいポジションであることは間違いありません。

さらに、お金を生み出す点で考えると、
1年目の理学療法士が患者さんに施術しようが、ベテラン理学療法士が施術しようが
施設に入ってくるお金の金額は変わりません

保険診療に「技術料」という概念は存在しないためです。
そうなれば、特に役職や肩書のない理学療法士は施設から見て金食い虫的存在になってしまいます…

リハビリテーション職の待遇の悪化

理学療法士の稼ぎは、私たちが日々払っている「社会保険料」なのはご存じでしょうか?
そのため、国からもらえる金額が初めから決まっている状態で経営を進めていきます。

またリハビリテーションは1日に20単位という制限があるため、
診療すればするほど、売上が上がるというものでもないのです。

社会の仕組みが変わることで、頑張れば頑張るだけ、給与に反映されるような時代も
もしかしたら来るのかもしれませんが、今の社会では、それは到底かないません。

施設に年間で入ってくる診療報酬が決まっているうえに、
医師・看護師など、必要不可欠な人材から優先的に給与を振り分けていったなら、
絶対的存在とは呼びきれない理学療法士に対しては、高額な給与を振り分けるのはなかなか難しそうですよね。

事実、リハビリテーション職の待遇は約3%マイナスに転じているそうです。
そのため、リストラやクビを通告される以前に、自主的に退職を選ぶ人も少なくはないようです。

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理学療法士が長く働くにはどうすればいいの?

引用元:https://www.photo-ac.com/

理学療法士として活躍していくことを夢見ている人には辛い話になってしまったかもしれませんが
のほほんと暮らしているだけでは、どうにもならない時代がすぐそこまで来ています。

では、理学療法士として活躍し続けるには、一体どうすればいいのでしょうか?

技術力の向上

チームで働く仕事でもあるべき医療職ではありますが、
やはり個の力、特に新しい技術を学び仕事に生かす力は、
医療従事者であ理学療法士にっと求められていくでしょう。

自分に必要な知識は何なのか、俯瞰的に考える力も必要ですし、
どんな知識・技術があれば、職場に貢献できるのかをもとに
学ぶジャンルを選んで、自分のものにしていく必要があると思います。

確かに、技術料なるものは発生しないですし、
医師の判断のもと施術ができるのが理学療法士ではありますが、
技術の良さのおかげで、治りが早くなる場合もあるかもしれませんし、
なによりその技術のおかげで「時間」を生み出せると思うのです。

そうすれば、自己研鑽できる時間を増やすことにもつながるでしょうし、
キャリアや年次によっては、その知識を周りの仲間にアウトプットする機会を設けることだって
できるかもしれません。

そうすれば、周りからの評価を得られ、昇格・昇進などにもつながりますよね。
長く同じ拠点で働きたいという思いがあるならば
技術力の向上と、そのアウトプットには積極的になった方が良いでしょう。

開業を視野に入れた、他資格の取得

働くうえで、クビやリストラが怖いなら、クビにされる側にまわらない、というのも
ひとつ選択肢に入れてもいいのかもしれません。

企業や施設に所属していると、自分の思いのまま働くことはできませんし、
自分1人しか理学療法士がいないという職場環境が目立っていますが、
労働環境を整備することだって、自分の意思だけではどうすることもできません

具体的にどうするのかというと、開業を果たしたりフリーランスで働くのです。

ただし、「理学療法士」という国家資格には開業権が認められていないため、
「柔道整復師」や「鍼灸師」などといった、開業権の認められている資格が必要です。

ご自身の目指したい先によっては、
そういった資格の勉強や知識が実際のビジネスで活かされることだってあると思いますので、
どういったお客さんに対して、どんなサービスがしたいのか
しっかりマーケティングをした上で、ご自身のキャリアのかじ取りをするのが良いでしょう。

昨今では、わざわざ屋号を持ち、店舗を構えることなく、
わが身一つで働くフリーランスの方が注目されつつあります。
そうなると大切になってくるのは、人脈やつながりです。

自分から積極的にビジネスチャンスをつかみ取りにいかねばならないので
施設で働いている理学療法士とは、だいぶやることの量が増えるとは思いますが、
その分、生きる力も、時代に合った知識も身につけられるのではないでしょうか?

失敗したらどうしよう、というネガティブな気持ちも十分理解できますが
やりたいようにやる、自分らしい働き方がしたい、と感じる方にはおススメです。

医療業界で働いた経験を生かした転職

フリーランスや開業は、ちょっと自信がないな…という方なら
「理学療法士」に固執するのではなく、「理学療法士として働いた経験を生かせる」
そんな仕事に注目してみるのはいかがでしょう?

例えば、医療機器メーカーや介護機材の企業など、自分が以前働いていた職場で
触れたり使用したことがあるものの営業、などに転職される方が増えているようです。

医療や介護といった、専門性の高い業界で働いていたことは意外とアドバンテージになることもあり
普段の生活で一般の人なら触れる機会があまりないもので溢れている環境だからこそ、
使い手側の気持ちやニーズがわかるので、営業未経験だったとしても活躍しやすいそう。

営業とは縁のない生活をしていたので、自信がないな…という人も多いかもしれませんが
営業の基本は、お客様の必要なものをご紹介し、あわよくば自分の手から買ってもらう
というスタンスで始めれば大丈夫◎
絶対買ってもらえ、なんてブラック丸出しな企業の方が珍しいです。

とは言え、情報収集の仕方やキャリアプランに自信がなくなる人だって多いと思うので
転職サポートをしてくれるエージェントなどを使う方が安心かもしれませんね!

最近では、書類添削や面接対策、中には給与交渉まで行ってくれるところもありますし、
なにより転職希望者はすべてのサービスを\0で受けられます◎
ないよりマシ、と思って登録だけでもご検討くださいね!

PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!

『給料が少ない』

『休みがない』

『貯金がない』

『今の職場はストレスが溜まる』

『人間関係に疲れた』

理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。

そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!

現状に不満があるなら転職しましょう!

現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!

私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。

この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣

実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。


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