現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。
近年理学療法士の活躍の場がどんどん広がっており、介護施設やクリニックやジムなど病院以外の場所でも働く理学療法士の人が増えています。
「予防」の観点から理学療法士としての役割が期待されており、今までとは違った健康や美容といった分野まで幅広く求人が出ています。
その中でもエステサロンなどといった美容業界の求人もあります。しかし、理学療法士でエステサロンに勤めても大丈夫?と思うかもしれません。
まったく別の業界で興味はあるけどいきなり転職できるのか不安だと感じる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は理学療法士が美容系に転職するとどうなるかというテーマで情報をまとめました。
Contents
そもそもエステとは?
引用:https://www.pakutaso.com/
そもそもエステとはどういう意味なのか整理していきましょう。
もともとはエステティックの言葉でエステとはこの言葉が略された言葉のことをいいます。
エステとは美容のこと全般のことを指し、日本エステティック協会によると以下のように規定されています。
エステティックとは、全身美容のことであり、手技又は化粧品・機器等を用いて、人の皮膚のお手入れ(スキンケア)、体型を整える(プロポーションメイキング)、リラクセーション等の施術および指導をいう。
エステティシャンとは、エステティックを行う技術者のことである。ただし、以下の行為は禁止する。・医師免許を持たずに、医師の医学的判断及び技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼし、又は危害を及ぼすおそれのある行為。
・美容師免許を持たずに、パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくする行為。
・理容師免許を持たずに、頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿を整える行為。
・疾病の治療を目的として行う医業類似行為(医学的観点から人体に危害を及ぼすおそれのある行為。)
一般社団法人日本エステティック協会”エステティックとは”より抜粋
これを読むと幅広い意味が含まれているのが分かります。
また、エステ以外にもスパやリラクゼーションなどの言葉がありますがどのような違いがあるのか簡単にまとめました。
スパとは?
スパはエステとは違い主に療養を意味する言葉です。そのため、エステよりも機関が長く1か月くらい時間をかけて行うものとされています。
エステは美容、スパは療養と考えると覚えやすいかもしれません。
エステは大きな美容というくくりで、職場によってはオールハンドや機械での施術といった違いがあります。
リラクゼーションとは?
リラクゼーションは主にマッサージすることを指します。リラックスを目的とされ、癒しを提供することが目的になります。
マッサージが主だと書きましたが、リラクゼーションは資格がなくてもできるためマッサージとはまた違う扱いであることを整理しておきましょう。
マッサージは資格を伴うことのため、目的も症状改善とされています。混同しないように気をつけましょう。
理学療法士はエステティシャンになれる
引用:https://www.pakutaso.com/
理学療法士はリンパドレナージュを患者さんに行う資格がありますよね。この技術をエステティシャンでも同様に活用することが出来ます。
美容系のドレナージュは医療で使われているリンパドレナージュを美容・リラクゼーション用に応用させて、美容に役立てています。
そのため理学療法士はすでに経験しているため民間資格をもつエステティシャンよりも専門的な知識を持って施術できという強みになります。
リンパドレナージュだけでなく、関節や筋肉の知識を活用することでエステの理論も根本的に理解できます。
理学療法士は他のエステティシャンと差をつけて働くことができる可能性が高いのです。
美容業界で役に立つ資格
引用:https://www.pakutaso.com/
理学療法士の知識は応用が効き、美容でも役に立ちます。
日本には「日本エステティック協会」と「日本エステティック業協会」の二つがあります。
そのなかで広く認定されている資格はすべて民間資格ですがエステサロンなどで働く場合、役に立ちます。
エステティシャンとしてスキルを認められると給料にも反映されるため、余裕があるなら取っておいて損はありません。
「日本エステティック協会」は多くの資格が認定されており、難易度も様々あります。
そのなかでも取ると役に立つ資格をいくつか紹介します。
エステティシャンとして認められる資格
認定衛生管理者
エステを行う衛生環境の衛生管理や安全性の知識を学んだものに与えられるます。
「日本エステティック研究財団」が実施するeラーニングを受講すれば取得できます。
認定フェイシャルエステティシャン
基本的な知識を求められ総合的な知識、技術の基礎が身についていると認定される資格です。
理学療法士が転職の際に取っておくと楽に仕事できる資格がこの認定フェイシャルエステティシャンです。
受験するための条件はなく、顔から胸元までのフェイシャルマッサージ、皮膚の知識やクレンジングなどといった知識を問われます。お客様のカウンセリングを通して学んだ知識を使い、肌に合わせたトリートメントを配合できるようになるまで知識を身に付ける必要があります。
実技はない資格ですが、
(1)協会認定校または理・美容師養成施設で60時間以上のエステティック課程を修了
(2)800時間以上の実務経験者(週40時間換算で6ヶ月を目安とする)
(3)AJESTHE登録教室において所定の認定FEコース・認定BEコース(60時間以上)を修了
のいずれかを満たす必要があります。
これは試験に合格した後に単独で申請できるため先に試験をパスし、転職後実務経験を積み申請するやり方が取れます。
認定ボディエステティシャン
認定フェイシャルエステティシャンと併用で受験することが出来る資格で必要な知識はほとんど認定フェイシャルエステティシャンと同じです。
エステを施術するときの衛生環境やボディケア、安全に関する基本的な知識を学ぶことで取得できます。
認定エステティシャン
エステティックに関する知識、技術を総合的に認められたものに与えられる資格です。専門的な技術をもっているということを証明してくれるため、エステサロンで働くなら取っておくと信用度が上がる資格です。
しかし試験を受けるためには学校で300時間勉強しているか実務経験が3年ないと受けられないため経験を積んでからでないと取れない資格になっています。
CODES-JAPON認定ソシオエステティシャン
医術的な知識や施術だけでなく、精神的、社会的、肉体的な困難がある人に対し、福祉的な知識も合わせて総合的に施術を行う知識を認められたもののことです。
デイサービスなどでも活躍できる資格であるため、福祉関係の仕事にも明るくなるような資格といえます。
福祉の需要や精神的、社会的に困難を抱えている人は多くおり、これから必要とされる機会が増える資格だと見込まれます。
この考え方はフランスの思想から取り入れられたもので日本にはまだそこまで定着が進んでいません。
「CODES-JAPON認定ソシオエステティシャン養成講座」を受講するしか現在資格をとる方法がありませんが、これから需要が高まればもっと学べる場所が増えていく可能性もあります。
転職するには
引用:https://www.pakutaso.com/
理学療法士が美容サロンで十分働けることをまとめてきました。
でも働くには転職をしないといけないけど、どうするの?となったなら転職サイトマイナビコメディカル
を活用してみましょう。
年収は300万円~1000万円までとかなり幅広いです。月給は20万円~というところが多く、条件は場所に影響されます。
理学療法士の資格があると資格手当が付き、経験によって給料もアップする可能性が高いです。女性が多く活躍している職場のため育休率も100%取得と福利厚生がいい職場が多くあります。
マイナビコメディカルではエージェントを活用すると未公開求人をみられるようになったり、条件交渉を代わりにしてくれたりと大変なことを代わりに引き受けてくれます。
転職を有利に進められるので、積極的に利用するとスムーズにできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
美容と理学療法士の知識の親和性が高く、理学療法士はサロンといった場所でもエステティシャンとしてしっかり働けることが分かりました。
女性は特に美容業界に興味のある人は多いのではないでしょうか。理学療法士の知識を活かして好きなことが出来ることになるかもしれません。
この記事を読んで少しだけでも転職するときの選択肢が広がればと思います。
PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!
『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。