理学療法士のキャリアアップ方法の紹介!

現状に不満があるなら転職しましょう!

現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!

私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。

この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣

実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。


理学療法士として働くうちに、経験年数が経てば経つほど
自分のキャリアについて悩むことも増えてくると思います。

キャリアアップをめざすには?に注目して、いろいろ調べてみました◎

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キャリアアップの前に、スキルアップ

古書が並ぶ本棚

引用:https://www.pakutaso.com/

キャリアアップをしたい!という気持ちをお持ちの方は多いと思いますが、
一体どういうことがキャリアアップなのか、考えられた方はいらっしゃいますか?

昇進・昇給など、いろんな形があると思いますが、すべてに通じて言えることは
「周りから認められた結果」、それがキャリアアップに必ず絡んでいると言えます。

周りから認められるには、技術力も、知識も、求められると思いますが、
ご自分の知識や経験に、自信はありますか?

まずは、お忙しい理学療法士さんの「自分の磨き方」、スキルアップの手段から触れてみようと思います!

独学

まずは誰もがすぐに思いつく独学での勉強方法です。
患者さんの症例から疑問に思ったことから掘り下げたり自分の苦手だった分野の知識を学びなおしてみたり
日々の振り返りを行うことから、自分の知識の棚卸ができたりします◎

基礎を振り返りたいのであれば、理学療法士の国家試験の過去問を解きなおしてみたりするのも
基本をおさらい出来ていいかもしれません。

しかし、独学は一人でするものであり、自分との闘いですしその効果も実感しにくいですよね。
努力はもちろん必要ですが、できることはすでにやっている!という人向けではないようです。

現場で求められるのは即戦力・実践力
今までの担当した症例を振り返るなどして、本業に繋げてみてください◎

理学療法士として副業をしてみる

診察を開始する若い医者

引用:https://www.pakutaso.com/

スキルアップのために「本業とは違う他の場所でお仕事をする」という方法です。
最近では、セミナー講師、ジム・スポーツセンターや、様々な施設など、
理学療法士の求人募集をしている業界種類が増えていますので、
いろいろな経験ができるようになってきています。

求人内容によっては、週1回から勤務できるところもあるので、
自身の本業の負担にはならないように調節できます。

教育をしたり、医療とは違った分野であったりと、
それぞれの場所で異なる職種経験も出来るため、他職種との接点が増え、
理学療法士のお仕事に対して、さらに理解が深まることもあります。
社会経験を積むという意味でもメリットがあるでしょう。

目的を持ってご自身の経験も積めるうえに、収入の助けにもなるので、
給料が低いと嘆いている方にもおすすめです!
転職を検討しているのであれば、興味のある分野を選んでみてもいいかもしれません。

ただし、本業の従業員規則等に抵触しないか、また、本業に支障が出ないか
社会人としての当たり前のマナーは最低限守っての行動をおすすめします◎

論文を書く・手伝う

引用:https://photomarche.net/

理学療法士の就業先に、研究機関も存在しています
本当に狭き門ではありますので、全体の1割にも満たない人数が従事していると調査結果でも出ています。

研究職として、今後キャリアを歩みたいと考えている方には、
論文研究の執筆を介して、学術的に専門性を高めていく方法もあります。

理学療法士の新たな知見を増やすためにもなりますし、ご自身が書いた論文が評価されれば
研究者としての箔もつきますし、プレーヤーとは違い、教育者としての大きな一歩を踏み出せます!

また、フリーランスで働く理学療法士の多くは、こういった執筆活動ももちろんですが、
自身が作成した論文を元に、全国津々浦々、講演会のパネラーなどとして登壇されている人もいるようです。

今後そういった活動をしたいと考えている人も、論文を書くことによって
ご自身のアウトプットを蓄えられるので非常に良い経験であると言えましょう。

また、自身が先陣を切って論文を書くのではなく、
論文を手伝うことでも勉強になるので、もしも同志がいるのなら共同で論文を作ってもいいでしょう。

またご自身で執筆された論文を日本理学協会に申請すると、
履修ポイントがもらえるため認定理学療法士や専門理学療法士になる助けにもなります

認定理学療法士・専門理学療法士は持っていると転職に有利な資格ですので取っておいて損はありません!

また、自分の知識は他人にアウトプットできてこそ、自分の知識になります◎
間接的にも、ご自身のスキルの棚卸ができますので、時間はかかるかもしれませんがオススメです!

理学療法士の講習会・研修に参加

会議するあひるちゃん

引用:https://www.pakutaso.com/

現場では学べない知識を、講習会に行き勉強をするという方法です。
知らないことも知れる可能性がありますので、知識を積みたい方には特におすすめです◎

日本理学療法士協会では、全国の講習会、セミナーなどの情報を掲載しており、
がんや障がい者の人に向けた実技の習得が学習目的であるものなど様々な種類の講習会の情報があります。

様々な講習会に参加することで実践に基づいて知識に触れることや集めることができ、
また同じ同業者である理学療法士の、様々な見解に触れることもできるため視野も広がる機会となります。

もちろんお金がかかってしまうことなので金銭的な理由で頻繁にはいけないのが厳しいところではないでしょうか。
スケジュールが合わないと参加もできないので時間的にも難しい人はいるかもしれません。

理学療法士協会の会員だと大幅に割引になるとはいえ、1講演ごとが高額なものでもあるので行きたいものが複数あると
厳選しないといけないということもあるでしょう。

短期集中で学べる『骨ナビ』もオススメです!
コース毎に内容が違い、日常での疲れにくい体作りや、骨や関節の正しい動かし方などの
技術の習得する事で必ずスキルアップに繋がりますよ◎

骨ナビの詳細はこちら


バイザーを経験する

黒板の前で自己紹介をする新任教師

引用:https://www.pakutaso.com/

本業での通常業務をしながらスキルアップする方法もあります。
それは「バイザー」という、各種養成学校から来る実習生の指導員になること。

なぜバイザーになるとスキルアップに繋がるのかというと
実習生などに教えるために自身も学び直しをするいい機会になるためです。
それにより知識が深まることに繋がり、基礎力が上がります

また伝える力も身につくのでコミュニケーションが大事な職種である理学療法士にはいい経験となります。

ただバイザーになれる条件が厚生労働省のカリキュラム検討会にて変更になり、
2020年4月の入学生の実習からバイザー対象者の経験年数が3年から5年に引き上げられ、
なおかつ16時間以上の講習会を受講しなければならないようになりました。

この16時間以上の講習がいまだ波紋を呼んではいるようですが、
今後、人材教育に携わっていきたいと考えている方や、
研究者として理学療法士の道を突き詰めたいという方には、特に良い経験になると思います。

何のためのスキルアップなのか

様々なキャリアアップに向けてのスキルアップ法についてお伝えしてきましたが、
基本的に、同じ業界内で転職をすれば、経験を見た上で採用判断されるため
キャリアアップが叶う可能性が大いにあります

しかし、理学療法士から一般事務、営業、などの、いわゆる未経験採用を望むのであれば
前項のスキルアップは何の意味も持たなくなりますのでご注意を。

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転職でキャリアアップを図る

 

僕のオススメはこちら的

引用:https://www.pakutaso.com/

これまで自分の知識や市場価値を上げるスキルアップについて見てきましたが、
いよいよ、今度はキャリアアップを狙う実践版、転職についてです!

働く環境を変える、となると、生活がガラッと変わるので心身の負担などはあるのかもしれません。

しかし、情報を上手く集めたり、希望の職場で働くご自身のイメージをよく描けたなら、
案外今よりも充実したお仕事ができるかも
しれません!

理学療法士のニーズが高まっています!

理学療法士の需要は年々増加傾向にあり、今や医療分野以外にも
介護施設や、ジムやエステサロン、整骨院、訪問リハビリと活躍できる場は多岐にわたります。

特に「予防」の視点から、健康・リラクゼーション・美容と
理学療法士の知識が活かせる領域が広がってきているため、意外な分野でのビジネスチャンスも期待できるかも

では、いったいどうやって転職活動を進めていくのがベストなのでしょう?
転職をするにあたってのオススメ情報や注意点をお伝えしていきます◎

アドバイザーが付く転職サイトを活用する

まず、世の中にどういう求人があるのか、情報収集が一番の肝になるため、
転職サイトを利用することをお勧めします。

お勧めの転職サイトはマイナビコメディカルというサイトです。

PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】

こちらでは、ご自身で求人情報を探すことも可能ですし、
アドバイザーがつくために、いざ面接!となったときにも、企業と求職者の間に立って
面接の後押しや、給料交渉などを代行してくれます!

働きながら転職活動をしている方にも負担が少なく、
転職活動で不安に思うこともアドバイザーに相談することができるため、初めての転職を考えている方でも安心して転職活動できます!

求人の数が豊富で非公開の求人も紹介してくれますので、利用したほうが効率がいいでしょう。

特に介護分野への進出がキャリアアップに最適

理学療法士の約6割が医療機関で働いているという統計も出ていますが、
年々介護福祉分野にその活動の領域を広げつつあります。

医療機関でも、介護福祉施設でも、現在の有効求人倍率は3.0近くあり、
どこも人手不足であることは否めません。

特に介護福祉分野で言うと、老人ホーム等の介護サービスを提供する施設は
2000年以降、リハビリテーション専門担当者である回復機能指導員
必ず一人は必置するという法律も後押しし、理学療法士需要がかなり上昇している状況です。

この「回復機能指導員」については、
理学療法士を含めた8つの国家資格のうちどれか一つでも保持していればなれるものです。
ただし、前述のとおり、リハビリテーションに特化した役割であるがゆえに、
理学療法士が優遇されているような状況になっています。

給料に関しても、有資格者であるからこその待遇ではありますが、
医療機関で働く理学療法士の平均年収が約406万円であるのに対し、
回復機能指導員として介護分野で働くと、月収が約35万円、年収にして単純計算で420万円ほど。

キャリアアップという意味合いで言うと、この回復機能指導員は
施設全体のリハビリの質を底上げする役割を担うため、リハビリのイロハを知らない人にでも
ケアのコツなどを伝えていくことを任されるので、
指導や講師活動に興味のある方には非常に向いていると思います。

ただし、施設に理学療法士は自分ひとりだけ、なんてパターンも想像できるくらい
介護福祉分野は特に人手不足です。
自分が現場に出て食事介護等にも携わらないといけない場面も出てきます。

心に余裕がない方に、自分が指導するときも出てくるため、
人間関係の構築はもちろん、相手を思いやってのコミュニケーションが大事です◎

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転職を行う上での注意点

引用:https://www.photo-ac.com/

転職をする際にはこれを気を付けましょう。

転職活動は退職する前に

転職活動に際して注意が必要なのは、「転職活動は退職する前にすること」です。
先に退職⇒転職活動、となると、リスクが高すぎてお勧めできません

先に退職してしまうと、収入が絶たれる形になります。
貯金の有無はさておき、収入増えることがなく、減る一方のままに転職活動を続けることは
精神衛生上良いとは言えません

また、有効求人倍率が高いとはいえ、誰しもが100%選考に受かる保障はありません
1社内定を取るために、最低でも10社以上は面接を受けないといけないという統計も出ているくらいです。

さらに、転職先を決めての退職は、今いる職場への負担も最小限にできます
辞める時期が明確だからこそ、引き継ぎも計画的にすすめられますし、
たとえ引き止められたとしても、次が決まっていることには現職の会社は引き下がるほかありませんからね。

安心感を持って転職活動をするためにも、在職中の転職活動をお勧めします

正確な情報収集を

実際に職場に行って雰囲気を見るのと、書類だけでその職場を判断するのでは
どっちがイメージしやすく自分に合っているのかわかると思いますか?
もちろん、現場に行った方が分かりやすいですよね

書類上や文字だけではどうしても限界があります。
また、悪いところを正直に載せる求人もなかなかありません。
好条件だからといって業務が多すぎて前より大変になってしまったなんてこともあり得ますので、
しっかり情報収集をしていきましょう。

そのためには知人に話を聞くことや、実際に職場見学に行ったりして生の声を取り入れて判断しましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
スキルを磨いて、キャリアアップを転職で狙うことが
自分に知識を蓄えた結果をフル発揮できると思います!

今回の記事のおさらいです◎

①キャリアアップの前に、スキルアップ
・独学で勉強
・副業をする
・論文を書く
・研修、講習会に参加
・バイザーになる

②転職でキャリアアップを図る
・理学療法士の転職概況
・アドバイザーが付く転職サイトを活用する

③転職を行う上での注意点
・転職活動は退職する前に
・正確な情報収集を

スキルアップをすることで、選択肢が広がっていきます。
また転職で今までの生活が改善されることもあるので、ぜひ転職を検討して
充実した日々を過ごされることを祈っております。

少しでも役に立てたなら幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。

この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣

実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。


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