現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。
今後、在宅での治療や看護が基本となる時代が来ると言われている中で、訪問リハビリはますます注目される業態だといえます。
そのため、今回は訪問リハビリの実態やお給料について、
また、もし開業するとなったらどうしたらいいのか?というところまで
徹底的に解説していきます!
Contents
なんで訪問リハビリが注目を浴びているの?
引用:https://www.pakutaso.com/20180957263post-17595.html
訪問リハビリとは?
病気やケガを負い病院に通うのが難しい人に対して元通りの生活を送れるようにサポートするだけではなく、
主に高齢者に対して、自己実現ややりがいを支援し生活の質を上げるといったサポートもしています。
そのため訪問リハビリの仕事を大きく分けると、
①症状の観察➁身体機能の改善➂日常生活の助言や指導④介護相談や家族支援
となります。
その際、訪問リハビリテーションを提供できるのは医療機関、診療所、老人保険施設になります。
最も注目されているのが高齢者への訪問リハビリ
医療業界の流れとして、生活機能の低下した高齢者の生活向上や予防介護によって
健康寿命を延ばそうといったことが重視されつつあります。
そして2025年には日本の人口の3分の1が65歳以上の高齢者が占めるとされています。
そのため国としては社会保障費の削減のため、そもそも入院する必要のない健康的な高齢者の増加や、入院したとしても早期に退院できるようにしたいのです。
従って、自立支援が重視され、理学療法士も職場も在宅へと移り変わろうとしているのです。
訪問リハビリの具体的な仕事内容&お給料事情
引用:https://www.pakutaso.com/20180904253post-17367.html
具体的な仕事内容って?
訪問リハビリの仕事は具体的にはこのようになります。
・食事、着替え、歯磨き、入浴などの日常生活の訓練
・基礎体力をつけるための運動
・屋内や屋外を安全に移動するための訓練
・屋内の移動を安全にするための福祉用具や家具の配置を考案
・読み書きや発声の練習
・地域イベントの参加などによるコミュニティづくり
・家族への介助方法のアドバイス
・精神面の健康状態の確認と助言
・再発防止や予防への助言
訪問リハビリの回数なんですが、介護保険による制限があります。
週2回(1回60分)or週3回(1回40分)です。
日本では1回40分で行っているところが多いみたいです。
1日の流れ
だいたいの1日の流れはこんな感じになります。
8:30 出社・ミーティング
9:00 出発(3件~4件ほど訪問)
12:30 お昼休み
13:30 訪問(3~4件)
16:30 事業所に戻って報告書等の作成やミーティング
18:00 業務終了
訪問先の自宅は狭い裏路地なども多いので、原付バイクや自転車などの移動が便利です。
訪問リハビリで求められること&やりがいについて
求められることは、「対応力」と「体力」です。
様々な状況に置かれている患者さんの相手をするということと、病院のリハビリとは違って退院を見据えた訓練ではなく、それぞれの生活環境に根差したリハビリをしなければなりません。
また、悪天候の中でも自転車や原付バイクで駆け付けなけらばならないため、
病院勤務よりも体力が必要とされると言えます。
やりがいについてなんですが、
理学療法士を目指す方は少なからずとも「人の身体を治したい」といった志望動機があるのではないでしょうか?
しかし病院勤務だとその患者さんが退院してしまった場合、患者さんの今後の健康状態やリハビリの状況について知ることが出来ません。
訪問リハビリであれば、「患者さんが日常生活を送れるようにどのようにリハビリしていくか?」といった長いスパンで関わり続けることができるというのが一番のやりがいだと言えるでしょう。
また病院勤務から訪問リハビリに転職される方には、開業のノウハウを学ぶためといった方も多数いますので、この記事の後半部分では開業についても解説していきます!
気になるお給料事情って?
各事業所や経験年数にもよって異なりますが、比較的に年収500万~600万が多い印象です。
病院勤務よりも高めなのは、インセンティブ制を導入しているところが多いからです。
事業所が大きなところほどインセンティブを導入している確率が高くなります。
そのため経験年数が1年でも訪問回数が多ければ年収500万というのは珍しい話ではないです。
またインセンティブを導入していない会社では年収400万ぐらいでスタートさせ、
ノルマがない代わりに、年1回の昇給のタイミングで「どのくらい管理職の方の評価を得たか?」
といった基準で昇給できることもあります。
訪問リハビリの開業に必要な知識って?
引用:https://www.pakutaso.com/20180548128it-13.html
開業するために必要なモノ
①法人格の取得
会社の基本事項である定款を作成し、その際は「訪問リハビリゼーション事業」や「介護予防リハビリテーション事業」といった文言を文面に入れる必要があります。
そのあと、管轄の公証役場で定款認証手続を行い、認証されれば法人格の取得完了です。
➁事務所の設立
事務所のスペースには、利用申し込みのための相談スペースや、個人情報管理のための鍵付きの書庫の設置が必須となります。
➂人員の確保
リハビリテーション事業の開業の場合、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの専門家を置かなければなりません。
➃事務所の備品
感染予防のための消毒用品や、パソコンや電話機、FAX機、コピー機や机、いす、クリアファイルなどの備品をそろえる必要があります。
⑤指定申請書類
申請する書類は各都道府県によって異なります。そのため詳しくは各自治体に問い合わせる必要があります。
開業資金と調達方法について
必要な資金一覧はこちらになります。
・法人設立費(規模によって費用は大きく異なる)
・物件取得費(平均では月20万ぐらい)
・内装工事費(綺麗な場合は必要なし)
・設備や備品費
・人件費
・駐車場や駐輪場費
・求人広告費
・申請のための手数料
これらの運用資金を少なくとも3か月分は用意する必要があります。
「こんなに払えないよ・・・」と思う方もいるかもしれません。
でも安心してください。国には保証してくれる制度があります。
資金調達方法一覧はこのようになります。
◇日本政策金融公庫からの公的融資
◇新規事業を始めた人に対して、7,500万円(うち運転資金で4,800万円)までの融資可能な新規開発資金
◇30歳未満・女性・55歳以上の方に対して、7,500万円(うち運転資金として4,800万円)までの融資可能な起業家資金
◇補助金や助成金
◇銀行からの融資
こんな風に意外と資金調達方法は充実しています。また新規事業を始めた人に対して無担保で1500万まで融資を受けらえる新創業融資制度なんかもありますので、これらも利用するのもオススメです!
開業する際に気を付けること
1.リハビリテーション事業は医療機関・老人保険施設以外では開業申請が出来ない
2.訪問リハビリをする際には医師から訪問リハビリ指示書が必要
3.訪問リハビリテーション事業所は、病院や介護施設の管理者が掛け持ちするので管理者を設ける必要がない
4.指定基準が都道府県によって異なり自治体に問い合わせなければならない
まとめ
引用:https://www.pakutaso.com/20140437120post-4117.html
ここまでいかがだったでしょうか?
訪問リハビリ事業はますます重視されることあって、病院勤務よりも年収が高い傾向があることが判明しました。
訪問リハビリ事業はやらなければならないことやフォローすべきことも多い分、やりがいも大きい仕事だと言えます。
また開業するさいには用意すべきものがたくさんあり、必要なお金もたくさんですが、
意外と補助制度が充実しています。
一度訪問リハビリに転職し、ノウハウを蓄積したうえで開業するのもオススメです!
PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!
『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。