理学療法士の給料の手取り平均はいくら?

現状に不満があるなら転職しましょう!

現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!

私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。

この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣

実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。


様々な場で活躍が期待できる理学療法士の世界。
実際のところ、お給料事情はどうなっているのでしょう?

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理学療法士の給料

引用元:https://www.photo-ac.com/

医療機関や、今や介護分野にも活躍の場を広げている「理学療法士」
多くの人は病院のリハビリ科で働くことを想像すると思います。

もちろん、そのイメージと同じく病院で働く人たちも変わらず多いです。
理学療法士の約60%が医療機関で働いているという統計もあるほどです。

しかし、こっそり資格を活かして、年収UPを計っている人が増えているのです◎
そこで今日は、病院・訪問リハビリテーション・機能回復指導員の3方面から比較してみます!

総合病院

言わずもがな、大きな施設に最新設備、多岐にわたる診療科、と患者さんも働く人も多いのが
簡単にイメージできると思います!

しかしながら、意外にもその年収は思っているより低めな結果。
年収相場で280~400万円ほどですので、最低ラインで月額約23万円
一般企業の大卒新卒社員~3年目くらいの金額だと推測できます。
さらに、そこから保険料等差し引くと、1年目の計算で手取り20万円ほど…

医療従事職であったとしても、あまりお給料はもらえないのでは?と思った方も多いでしょう。

月の金額は低く感じますが、その代わりボーナスや昇給額が充実しているのが総合病院
診療科目が多く、入院設備もあるとなると、病院に入ってくるお金が多いことは予想がつきます。

1年目は我慢が必要にはなるかもしれませんが、
長く同じ場所で働きたい人には総合病院が向いているかもしれません。

デイサービス(訪問)

理学療法士が働く環境は、今までは医療機関が中心になっていましたが、
高齢者が増えている現代の状況から、介護福祉分野での活躍も目立つようになってきました。

また、理学療法士のキャリア上の悩みとして、
自分の頑張りを評価されにくいことがネックとしてよく上がっていました。
そこで、今注目を集めているのが「訪問リハビリテーション」なのです!

その名の通り、理学療法士が患者さんのご自宅などにお伺いし、リハビリテーションを行うスタイルで
マッサージや簡単な運動療法などを用いて、リハビリテーションのサポートをするサービスです。

また、理学療法士の評価制度として「インセンティブ制」を設けている法人が多く
一日に何件患者さんの元へ訪問したか、明確な基準を元に毎月お給料に歩合を上乗せする仕組みで
従業員さんへ還元されているのです◎

訪問リハビリテーションの年収相場は300万円~500万円ですので、
単純計算かつ最低金額で、月額約25万円
保険料等差しい引いて1年目で手取り22万円ほどになると思います。

その上にインセンティブで若干の変動があるため、
頑張れば頑張るほど給料UPが望めるのです。
確かに、この制度ですと理学療法士さんのモチベーションもかなり上がりそうですね!

機能訓練指導員

理学療法士が介護現場でも活躍しつつあることはお伝えしました。
いま介護現場においては、各施設に1人「機能訓練指導員」を配置しないといけない決まりがあるようです。

機能訓練指導員になるには、理学療法士をはじめ、
柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師など、約8種の国家資格のうち
いずれかを持っている人なら誰でもなれる役割であり、今この椅子を狙って転職される人も多いのだとか。

主には介護施設などで歩行訓練などのリハビリテーションのサポートを中心に
病気やけがなどで残った障がいを、専門知識と技術を使って回復・悪化の予防を行うお仕事です。

気になるお給料面ですが、月の平均給与額で35万円ほど!
資格手当が加算されるため、かなり高水準な結果になっています!
また、リハビリをターゲットとしているからこそ、
リハビリのプロ・理学療法士の資格保持者にはやや高めに支払われる傾向があるそうです。

理学療法士だからこそ活躍ができるお仕事なのかもしれません◎

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給与UPが難しい背景

引用元:https://www.photo-ac.com/

施設での差はしばしば発生することがわかりましたが、
長く理学療法士として働くことを想像すると、気になってくるのは「昇給」だと思います。

一般企業でも年次昇給が有るところと無いところと差がある昨今ですが、
理学療法士の昇給は、より厳しいものだったりします。

指名料、技術料が発生しない理学療法士の世界

美容室など、多くのサービス業では「指名料」が存在しています。

たとえば、カットやカラーのメニューで施術してもらう際に、
お客さんがよりキレイにしてもらうために、美容師さんの「経験年数」や「実績」を求め、
担当してもらう人を選べる仕組みです。

いわば「技術料」みたいなものを、指名料として頂くシステムですね。

しかし、理学療法士はと言うと
新人が施術しようが、ベテランが施術しようが、患者さんからいただく金額は一律なのです。

このため、どんなに人気や実力があったとしても、患者さんからいただく施術料に差が出ないのであれば、
なかなか理学療法士に対しても、給料で還元が難しいのが現状です。

頑張りを数値化しづらい理学療法士

指名料のお話でも触れましたが、指名料や技術料などの制度がないため
理学療法士に対しての評価を表しにくいのも正直なところです。

もう一つ、評価しづらいこともあり、「患者さんの回復度合い」についてです。

理学療法士との1回のリハビリで、これだけ回復しました!という
進度の数値化が難しいことも、理学療法士の頑張りを数値化しづらい一端だと思います。

100%の回復に向かっているけれども、なかなか上手くいかない、回復しない、と
悩んでしまう患者さんも世の中にはいらっしゃいます。

施設に入るお金を増やすためには、患者数を増やすことに尽きますが
患者さんが増えた分理学療法士の数も増やさないといけないため
堂々巡りになってしまいます…

こういった背景が、理学療法士の昇給を妨げる要因になっていると考えられます。

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手取り給与をUPするには

引用元:https://www.photo-ac.com/

さて、3つの種類に分けてお給料の差を見てきましたが、
転職した方がもらえる金額が増えるのかな~とぼんやり感じた人も多いはず。

では、給与UPを狙うとすれば、どんな施設を選べばよいのでしょうか?

施設利用者数が少ない施設に転職する

実は、理学療法士の給料について、こんな調査結果が出ています。

10~99人:平均415万円
100~999人:平均404万円
1000人以上:平均401万円

何の人数なのかと言いますと、施設利用者数の数字です。

つまり、施設の規模が小さく、患者さんの数も、スタッフの数も少ないところは
年収が高めになる傾向が出ています。

規模が大きくなればなるほど年収が低くなるのは確かに興味深い結果です。

なぜこうなるのかと言いますと、患者数が少ないのにスタッフ数を多くすると
それは人件費がかさんで赤字の元に
なります。

そこで、患者数が少ないのであれば、スタッフの数を減らし適正な配置にする、
そのために理学療法士が患者さんの施術以外にも事務業務など業務分担をし、
従業員一人当たりの還元率を上げる、という算段です。

逆を言うと、アットホームな職場で、理学療法以外の分野も学びたい、
社会人としての自分のできることを増やしたい、
そう考えている人にはうってつけの職場かもしれません◎

<理学療法士が給料を上げるにはどうしたらいい?>

訪問リハビリテーションに転職する

前項でも触れた訪問リハビリテーションは、今や圧倒的人気の勤務形態です。
やはり頑張りを認めてもらいたい、年収をUPしたい、と思う人は多く
特殊な業界でもあるからこそ、評価基準が明瞭な訪問リハビリテーション人気が過熱しているようです。

訪問件数に応じてインセンティブが付与される一方で、気にしないといけないことは
休暇を取ればその分インセンティブUPを狙うチャンスが減るため
下手に休むとその分お給料にもマイナスがつきます。

またたくさん訪問すればいいというわけではなく、
患者さんが続けて予約を取ってくれているのは、ケガや症状の治りが悪いから…
さんの心のケアも仕事のうちのため、ゆとりのある予定の組み方が求められます。

機能訓練指導員として働く

医療機関で働きたくて理学療法士の資格を取られた人からすると、
寝耳に水のような場でのお仕事になるかもしれませんが、
理学療法士の力・知識を待っている人たちは、たくさんいらっしゃいます。

初めから機能訓練指導員として働くことも可能ではあると思いますが、
折角医療現場で培った技術と知識を、介護現場でより多くの人に向けて伝える役割をしてみてはどうでしょう?

お給料が抜群に高いのは、一人でプレーヤーとしてがつがつ頑張るのではなく
他の従業員さんにその知識を広めていってほしいという、リーダー的な役割を見越してのこと。

患者さんはもちろん、共に働く人のためにも頑張りたい!
教育担当も経験してみたい!と思われる方には一石二鳥かもしれませんね◎

活躍の場がより広がっている理学療法士の働く世界。
ぜひぜひ、資格を活かした職場を探してみてください◎

PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!

『給料が少ない』

『休みがない』

『貯金がない』

『今の職場はストレスが溜まる』

『人間関係に疲れた』

理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。

そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!

現状に不満があるなら転職しましょう!

現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!

私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。

この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣

実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。


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