現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。
リハビリテーションが必要なのは、
今や人間だけでなく動物にも目が向けられるようになりました!
一体どんなお仕事なのでしょう?
動物理学療法士とは
あまりまだ耳馴染みがないと思いますが、「動物理学療法士」が日本にも少数ですが存在します。
その名の通り、動物に対してリハビリテーションを主に行う職種を指します。
近年では、術後の健康管理や機能回復、高齢動物へのケアや運動能力維持など
人間と動物(主にペット)との関係性が発展していくにつれてその需要が高まってきており、
獣医療での理学療法の専門的知識や技術が重要視されるようになってきました。
確かに、テレビ番組などで見かける動物特集で、稀に下半身不随で後ろ脚だけ車輪に乗っている動物や
本来4足歩行なのに、事故などによって3足歩行をしている動物たちを見かけたりします。
野生での摂理であれ、不慮の事故であれ、
自分が飼い主であればなおさら助けてあげたいと思う人はきっと多いはず…
動物は人間よりも寿命が短いですもんね。
それであれば、なるべく快適に暮らしてほしいと願うものですよね。
そういった疾患や体調不良を持っている動物たちが暮らしやすいように、
獣医師や動物看護士などと同じ、動物のケアサポートをする一員として、
「動物理学療法士」が注目されているのです。
歴史はそこまで深くはありませんが、
1995年頃から犬猫を中心としたペットに対する理学療法が徐々に開始し、
2009年には、日本初の動物理学療法を学べる専門学校が誕生しました。
2015年に日本理学療法士学会に「動物に対する理学療法部門」が新設され、
動物専門学校側からも、理学療法士側からも、関心は集まってきていると言えます。
ただし、獣医師と違い、動物理学療法士は診療や手術などはできません。
日本の法律では獣医療に従事する職種として認められている国家資格は獣医師のみのため、
獣医師でないものが動物への診療をしてはいけない定めになっています。
更にややこしいのは、獣医師の国家資格についての管轄は農林水産省であり、
理学療法士の管轄官庁は厚生労働省なのです。
そのため、動物理学療法士が今後発展していくためには、両官庁の協力が必要であり、
協力して施術をしていくであろう、獣医師・動物看護士との連携が重要と見通されています。
必要な資格とは
日本の専門学校の現状
現在の日本では、「動物理学療法士」としての国家資格は制定されておらず、
明確な基準や資格が無いのが正直なところです。
しかし、学ぶ場は徐々に確率されつつあり、
動物看護などの専門学校では、教育課程の中に動物理学療法が組み込まれていたりします。
運動療法や物理療法、マッサージ療法などはもちろん、
バランスボードやカートセラピーなど最新の技術も用いて授業が受けれるようになっています。
動物看護士認定資格の取得ができるプログラムの学校が多いですが、
一部の動物系専門学校では自校認定の「動物理学療法士」の資格取得が可能な学校が存在しています。
ただ、やはり日本国内での統一資格が存在しないこともあり、、
動物全体での資格と謳っている学校もあれば、イヌ科に特化資格としている学校もあるため、
自校認定資格には各校の特色が出ている状況になっています。
理学療法士が動物理学療法士になれるのか?
一方で、理学療法士を目指す専門学校に於いての動物理学療法の教育はあまり実施されておらず
どちらかと言えば動物系専門職から派生して、動物理学療法士を目指すパターンの方が多いと言えます。
前項でも触れたとおり、獣医師と理学療法士では管轄している官庁も違うため、
国家資格や認定資格の制定が海外より遅れているのも正直なところ。
また、患者さんが人間であるか、動物であるかの差はかなり大きく
人間を施術する理学療法士が、突然人より小さく4足歩行の動物を看ることは至難の業だそうです…
なかなか動物に触れる機会が少ないですもんね。
だからと言って日本の理学療法士たちが動物の理学療法に興味がないとは言い切れず、
日本理学療法士学会の「動物に対する理学療法部門」への登録者数は2016年の時点で781人との発表があります。
国内の理学療法士の全対数から見ればごく少数ではありますが、
動物に対するリハビリテーションに興味を持っている人は徐々に増えているようです。
実際に、国内の獣医療の現場では
・海外の動物理学療法に関する資格を取得した少数の理学療法士
・国内で理学療法士の免許を持つ獣医師、
・獣医師からの要請で動物理学療法に関与するようになった理学療法士
などが少数ではあるが存在しています。
恐らく、壁になっているのは患者の違い=骨格・筋肉の作りの違い。
本気で理学療法士から動物理学療法士を目指すのであれば
動物看護系の専門課程に触れることをオススメします。
突き詰めたいなら海外へ
理学療法士やスポーツトレーナー同様、欧米ではすでに1980年代から
「動物理学療法士」という国家資格が存在し複数種の認定資格があるそうです。
アニマルフィジカルセラピー、ヴェタナリアンフィジカルセラピー(獣医理学療法)など
資格単体で仕事ができる国もあれば、獣医師資格がないと取得できない条件がある、等
社会的に認められている資格であると言えます。
日本の今のレベルでは、「民間資格」でありますが、
イギリスでは、法律で守られてはいない「公的資格」であり、
オーストラリアでは「国家資格」とされています。
動物愛護などの社会的浸透が高い国での資格取得が、後々国内で動物理学療法士を目指すなら
いい経験をもたらすのでは?と思いますが、時間もお金もかかること。
国内でも積める経験はあるからこそ、どういう分野で活躍したいかなども含めて
今後のキャリアを考えるのがベターだと言えましょう◎
どこで働けるのか
動物に触れる場であれば、どこでも必要とされるのではと思いますが、
圧倒的に需要が高いのは動物病院でしょう。
患者さんの数も多くみられますし、自分の経験を積むにも
動物理学療法士という資格を社会的に浸透させるにも一番もってこいな場所だと思います。
最近、動物病院に来られるペットの中で、肥満に悩むペットがかなり増えています。
そういった動物たちのケアや歩行訓練・水中歩行などを動物病院でも取り入れてきつつあるため、
動物理学療法士の力を必要とされていると思います。
他には、かなり狭き門であったり、前例があるのかは不明ではありますが、
動物園や水族園にも活躍の場はあると思います。
ただし、「動物理学療法士」単体資格では心もとないのが正直なところ…
獣医師とのダブルライセンスなどが求められると思いますし、
海洋生物が患者さんとなれば、まだ未解決・未知な部分が多いとも言われているため
研究職などの経験も求められる場合がありそう!
自分の興味がある分野で働くことをオススメしますし、
勉強・経験を積むことが求められるお仕事であることは一般の理学療法士と変わりません。
たとえどこで働くことになったとしても、
大切にしてほしいのが患者さんが人間であっても同じではありますが、
動物とのコミュニケーションです。
言葉がしゃべれない分、しぐさや表情から汲み取ってあげないといけないですし、
好不調もこちらが観察して察してあげないといけなくなるはず。
思いやりと愛情を持ってケアできる人に向いているお仕事だと思います!
今後のご自分がどうなりたいか、是非思い描いてみてください◎
PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!
『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
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現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。