現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。
理学療法士を目指しているみなさん必見!
就職してからのお給料事情をまとめてみました。
Contents
理学療法士の20代平均給料
転職サイトdodaの2018年度の調査によれば、
一般企業に勤める20代の平均年収が345万円で、更に28歳の平均で390万円という結果が出ています。
インターネットサイト転職会議の調査結果によれば、
理学療法士の世代別平均年収が20代前半で340万円、20代後半で398万円ほどという数字が出ていることから、
理学療法士の20代平均収入は同世代平均くらいの収入があると判断できそうです。
仮に25歳で340万円だったとしたら、ざっくり計算で5年で50万円昇給、
毎年10万円ずつ昇給しているだなんて、モチベーションUPにつながりそうですね!
10万円ずつだなんて、一般企業で働く人からすれば羨ましいことこの上ないです…!
月単位にして、約1万円ずつ給料UPしているわけですが、
一部上場企業で昇進したとしても、なかなかない条件です。さすが国家資格です!
ただし、何をとっても体力仕事な部分が大きい理学療法士…
更には「医療職」としての役割も担っている理学療法士…
そう思えば、会社員よりももらって当然といえば当然かもしれません。
平均を引き上げている人とは?
平均値の話ばかりしていましたが、高額収入の面で考えると
中には20代の間に、理学療法士以外の資格も取得し、
接骨院や整体院など、自分の治療院を開業する人もいるかもしれません。
いわゆる、若き経営者になるわけですね!
今は美容領域に手を広げる方が多く、
小顔矯正や骨盤矯正など女性をターゲットにした整体院を若い先生が開かれているのによく出会います。
そういった道に進まれた場合は、もしかしたらどこかの病院や施設で働くよりもよりお給料が高くなっている可能性は0ではなさそうです!
ただし、日本の理学療法士の資格には、「開業権がない」ため
理学療法士の資格1本では開業することはできず、開業する場合にはリハビリなど本来の理学療法士の資格を謳って開業は出来ませんのでご注意ください!
アメリカでの理学療法士は高収入
また、日本とは違い、医師の指示なくリハビリができるアメリカでは理学療法士が年収1000万円というのも夢ではないそう!
4年制の大学を出て、日本の理学療法士の資格を持っている人は、
NPTE(National Physical Therapy Exam)というアメリカの理学療法士の受験資格がもらえます。
なかなか狭き門ではありますが、大学卒業後すぐに渡米して資格取得ができ、
現地で就職できたなら、25歳までに年収1000万円も現実的に狙えるかもしれません!
また、本場アメリカでの経験は日本でもやはり箔がつきます。
海外での経験を生かしプロ野球選手のトレーナーになった人もいますし、
ダイエットマニュアルの執筆をしたことで、高収入を得たり、
有名なフィットネストレーナーとして活躍したり…!
理学療法士さんの活躍の幅には、勉強をし続ければかなり期待ができそうです!
初任給はいくら?
大学や専門学校を卒業したての新人理学療法士の初任給、全国平均は、約23.5万円だそうです。
大卒での一般的な初任給が約20万円なので、平均よりやや高めとジャッジできます。さすが国家資格!
更に、働く場所によってお給料の金額に差があるみたいです。
職場選びの重要なカギになりそうですね!
国・公立の医療機関で働く
理学療法士の就職先のほとんどが「医療施設」なのですが、その種類によって差が出るようです。
国・公立施設の場合、私立に比べて初任給が低めになっています。
しかし、2年目以降に反映される「昇給率」は高いところが多いです。
大きい医療施設であれば、有名だからこそ患者さんがすぐに集まってくるため、
施設の収入面も大きく、安定的な経営ができます。
そのため、働く医療関係者さんへも昇給という形でのキックバックが期待できるのです。
また、労働組合などを持つ施設もあまたもあり、
福利厚生面の待遇が良いことから、就職希望者が多く集まってくるそう。
私立の医療機関で働く
逆に、私立の施設の場合、初任給は高めに設定されていますが、昇給率は低め。
また、個人経営の整形外科医院などは、年収が低めです。
これは、医院によって賞与(ボーナス)が出せるかどうか、にもよるので
月の金額は私立と同等かやや低いくらいだそうです。
また、施設の従業員数や規模感が小さくなればなるほど、月のお給料が高くなっている傾向があります。
逆に、規模が大きい施設だと、月収は普通、もしくはやや少ないもののボーナスがかなり弾む傾向にあります。
規模が小さい施設ですと、若くしてすぐに任される仕事が増えやすく、
「学び」という面ではかなり実践的な経験を積める環境にあると思います。
これは、お金には代えられない、今後のキャリアに影響するものです。
逆に、規模が大きい施設ですと、従業員数も多いことから、なかなか昇進しにくかったりします。
一方で、従業員数が多いということは、人員に余裕を持てることから
教育・研修面でのサポートはかなり手厚くなっていると思います。
各々の価値観によって見え方は変わりますが、
お金には代えられない「経験」に関しても、
就業先選びの際には目を光らせてみてもいいかもしれません!
介護福祉施設で働く
医療機関と介護福祉施設の平均年収を比較すると、
医療施設が474万円なのに対し、介護分野は419万円と、かなり開きがある印象があります。
需要は必ずあるはずなのに、なぜなのでしょうか?
医療機関の方がスタッフ数が多く、教育も盛んなのですが、
介護施設は理学療法士に限らず人手不足が大きな要因になっており、
介護需要に対してのスタッフの数が間に合っていないことが影響しています。
受け入れる人が増えれば、施設の収入が増え、従業員給与も底上げできるのですが
現状は、定員いっぱいいっぱいの状況でもそれに応えられるギリギリの従業員数の状態なので、
これ以上施設の利用者を増やせられない(=施設の収入を増やせられない)状況に…
逆に言うと、理学療法士として施設に在籍しながら、
介護分野についてOJTで学べる、という、働きながら別分野を学べることは介護福祉施設で働く魅力だと思います。
将来的に、必ず介護需要は上がっていきますし、未来を見据えて、現場を知っておくことができるため、
長く理学療法士として働きたい方には向いている職場でしょう。
即経験を積んで現場で活躍することはできそうですが、
なぜ介護福祉施設がいいのか、どういう仕事・経験がしたいのか、
長く働きたいと考えているなら、今一度じっくり考えたほうがよいかもしれません。
実際の手取り額っていくら?
務める先の福利厚生にもよりますが、ほとんどの所が社会保険・健康保険・雇用保険があります。
この3つを合わせると大体の目安で約3万円ほどになると思います。
全国平均で理学療法士の初任給は23.5万円との計算だったので、
大まかな計算にはなりますが、初年度の手取りは約20万円程になります。
大卒でも額面で20万円はあっても、手取りで20万円はあまり見かけません!
また2年目以降は1年目の収入に対して、市民税(県民税)が控除されるため、
手取り額がやや少なくなるので注意しましょう。
県民税については、その都市ごとに異なるため、自分の住んでる地域がどういう金額になっているか
一度市役所のホームページなどで調べてみてください。
差し引かれる金額ばかりだな…と思った方もいるかもしれませんが、
2年目になると、少しだけ昇給したり、人によっては何か役職手当がついたりする人もいるかもしれません。
また、会社によっては1年目の査定結果に基づいて、ボーナスが支給されることも期待できます!
頑張りを数値化しづらい業界ではありますが、件数・回数・担当数等々、
アピールできることはしっかり上司にアピールしていて損はありません!
その方が、上司もあなたのことを評価しやすくなるので、昇給・昇格のチャンスにもつながりますし
ゆくゆくは給与UPにもつながります!
PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!
『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。