理学療法士と介護福祉士の給料や休みを比較!!

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私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。

この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣

実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。


理学療法士と介護福祉士は、共に国家資格を有する人たちです。

理学療法士国家試験を受験するには、理学療法学科など養成課程がある大学・短大・専門学校か、指定の養成施設で3年以上学び、卒業しなければなりません。

介護福祉士国家試験を受験するには、2つのルートがあります。

1つは、3年以上(実働日数540日以上)介護等の業務に従事した方(従業期間は受験年度末日まで対象)で、実務者研修を修了していることが条件です。

学歴・年齢・性別は不問で、パートや委託でも条件を満たしていれば受験は可能です。

もう1つは、福祉系高等学校で所定のカリキュラムを終了し、卒業する必要があります。

今年度の理学療法士国家試験の合格率は、86.4%でした。

受験者数は12,283人、合格者数は10,608人という結果でした。

一方、介護福祉士国家試験の合格率は、69.9%でした。

受験者数は84,032人、合格者数は58,745人という結果でした。

同じ国家資格の両者は、勤務先によりましが同じ職場で働くこともあります。

同じ職場の理学療法士と介護福祉士の給料や休みを探ってみましょう!

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理学療法士と介護福祉士の給料の比較!

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理学療法士の給料は?

理学療法士の初任給は約23万円ほどで、年収は約303万円ほどです。

経験年数を積み、平均年齢32.9歳で、年収は408.5万円というデータがあります。

理学療法士は、勤務先により給料が異なります。

理学療法士の6割が病院に就職しています。

総合病院やリハビリテーション病院、ケアミックス病院、クリニック等の年収は350万から450万円程です。

10年以上勤続すれば、年収は500万円前後になります。

勤務先が福祉施設の場合、年収は300万から400万円程です。

3つの箱物の給料を比べてみると、介護施設が一番高いですね。

理由は、ニーズが高いけれど希望者が少ないためです。

このため、資格さえあれば就職時から400万前後からスタートのケースもあります。

その他、理学療法士の年収が高いのが訪問リハビリです。

事業所や経験年数により異なりますが、年収は400万から600万円程です。

理由は、インセンティブ制を導入しているところが多いからです。

インセンティブ制とは、社員を仕事に対して動機づけていくために個人のモチベーションを高め、持続させるためのシステムです。

理学療法士でいうと、歩合制になります。

最初の固定の件数が決まっています。

それ以上の件数になれば、1件いくらがプラスされていきます。

インセンティブ代で月10万前後になることもあり、月給にプラスされます。

理学療法士の仕事量は?

理学療法士の仕事は、「リハビリの介助」です。

自身だけの力でうまく動けない方のリハビリのトレーニングで、全身を使って介助を行います。

「肉体労働」といわれる程身体を使う仕事です。

腰痛になる方が多く、疲労が溜まりやすいですよ。

患者や利用者は、不安を持ちながらリハビリをしていることが多いため、不安を取り除かなければなりません。

患者や利用者の声に傾けたり、声を出せない方の心情を読み通らなければなりません。

これは、すごく神経を使わなければなりません。

そして、患者や利用者のリハビリは効果は思う通りには現れません。

リハビリのメニューを考え直したり、何より根気が必要になります。

患者や利用者の向上を導かなければならない立場なので、途中で挫折することは許されません。

理学療法士の仕事は、体力・神経・思考をフルに使います。

すごくハードな仕事ですね。

介護福祉士の給料は?

一般的な給料は、15万円から17万円前後で、年収は250万から400万円程です。

施設勤務では夜勤があるため、夜勤手当がプラスされます。

施設の種類によりますが、1回につき5,000円から8,000円が相場ですね。

夜勤の回数で給料が変動します。

資格手当が3,000円から5,000円程で差がありますが、給料にプラスされます。

一方、訪問介護の給料は12万円から14万円程です。

年収は280万円程で、安い理由なのか新卒は少ないです。

介護職だけに支給される処遇改善交付金ががあります。

加算の種類は、要件によりⅠからⅤまでがあります。

交付金の支給方法は、事業所に一任され様々です。

毎月の給料で支給されたり、年に数回に分けられ支給されたり、ボーナスと一緒に支給されたりします。

支給される方は、どのような支給方法でも、臨時収入のようで嬉しいですね!

また、介護保険制度の地域単価が異なるので、地域により給料も違ってきます

介護福祉士の仕事量は?

施設系の勤務体制は、早出・日勤・遅出・夜勤の4交代制が多いです。

夜勤は2つのパターンがあります。

16:30から9:30までの16時間と、22:00から7:00までの8時間があります。

排泄・食事・入浴・離臥床の介助やレクリエーションと様々なものがあります。

施設では、利用者にとって生活の場です。

職員は生活の場に入り、排泄・食事・入浴・離臥床等をしなければなりません。

排泄や入浴、離臥床は「肉体労働」の一言です。

介護福祉士の7割は、腰痛や身体の痛みに悩まされています。

日頃の会話で、「今日も整骨院に行こう」と聞くことが多いですね。

現状、介護職員不足が深刻化しています。

職員不足でも現場を回さなければならないため、1人あたりの負担が増大しています。

現場では、利用者の訴えに対応したり、利用者同士のケンカの仲裁に入ったりと様々なことがあります。

利用者のニーズに合ったケアや、利用者のメンタルのも気配りしなければなりません。

介護福祉士は精神的にも疲弊が大きいです。

訪問介護では、利用者の家に行き、料理や洗濯、掃除又は身体介護をしなければなりません。

利用者の好みの料理や、利用者の仕方通りに選択を干したりたたんだりしなければなりません。

利用者も他人に家に入られることに抵抗があるため、信頼関係の構築が一番大切です。

介護福祉士は、目配り・気配り・心遣いが基本の仕事です。

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理学療法士と介護福祉士の休みを比較!

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理学療法士の休みは?

クリニックや介護施設などは、土日祝の休みが多いです。

土日祝の休みを好む方には、ピッタリの条件ですよね。

介護施設でのリハビリの対象者は高齢者です。

高齢者は、筋力も低下し硬直も進行しているため、転倒しないように注意しリハビリを行わなければなりません。

リハビリを拒否される方や認知症の方とのコミュニケーションが難しいですよね。

コミュニケーションは、信頼関係を築くために最も大切なことです。

個々に対して試行錯誤しながら、信頼関係を築いていかなければならない。

急性期や回復期の病院は、365日リハビリを行うためシフト制になっています。

週休2日を基本にして年間で平均10日程度の休みがあります。

福利厚生が充実しているところは、年間120日以上の休みがあります。

シフト制は土日祝の休みが取りにくく、平日の休みが多くなります。

希望休は3つまでのところが多いようです。

固まった休みはなかなか難しいかもしれませんね。

病院の患者の入れ替えが激しいため、体力と対応力が必要になります。

リハビリの対象者の患者は、それぞれ疾患が異なるため知識が必要です。

仕事以外で、研修や勉強が必要ですね。

休みで研修に行かなければならないケースもあります。

疲れやストレスのケアのために、休日は自分の時間を作ることがベストですね。

介護福祉士の休みは?

施設の休みは、週休2日を基本にシフト制になっています。

年間120日程で、プラス特別休暇や有給休暇があります。

現状は、人手不足のため有給休暇を取得することは難しいです。

16時間タイプの夜勤は、通常夜勤→夜勤明け→休みがセットになっています。

人手不足のため、夜勤が2回続くところが多いです。

なかには、夜勤が3回続くところもあります。

夜勤は、体内時計が狂ってしまい、体調を崩しやすくなっています。

介護福祉士は、体調管理をしっかりしなければなりません。

8時間タイプの夜勤は、夜勤→夜勤明けの夜勤明けが休みになるため、次の日も仕事になります。

両者とも、夜勤明けで帰宅するとなかなか眠れないそうです。

身体が疲れているのに頭が覚醒して、寝付けが悪いそうです。

もう1つは、家の用事等があり、眠りたくても眠れないこともあります。

睡眠不足のまま車の運転もすることもあるので、十分に気をつけましょう!

このような状況では、休みの日はしっかりリセットできるように心がけましょう!

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まとめ

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理学療法士と介護福祉士の給料や休みと仕事量はイコールなのか?

理学療法士と介護福祉士は、職種は全く違いますが、類似している点もあります。

肉体面と精神面での苦痛は想像以上なのかもしれません。

患者・利用者目線を優先しつつ、仕事がはかどるように舵を取らなければなりません。

このような仕事は、給料とイコールにならないですよね。

イコールにするためには、昇給でコツコツ年収を上げていくか、経験年数を得て転職するのも方法ですね。

休みも、仕事内容を考えるとイコールになりませんよね。

休みの日に、研修や勉強会、会議があれば行かなければなりません。

やはり休みは、リセットできるような充実したものにしていきましょう!

自分のケアができなくなる前に!

仕事とプライベートの線引きがなかなかで、疲れが溜まる前に切り替えるようにしましょう!

気分転換に転職サイトをのぞくのも良いかもしれませんね!!

 

 

 

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『給料が少ない』

『休みがない』

『貯金がない』

『今の職場はストレスが溜まる』

『人間関係に疲れた』

理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。

そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!

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私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。

この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣

実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。


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