現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。
これから少子高齢化が進むにあたって重視されていくのが理学療法士のお仕事です。
でも理学療法士って具体的に何をしているの?バランス検査って何?
となかなかイメージが湧きにくい方も多いのでしょうか。
よって今回は理学療法士を目指そうかどうか考えている方に、具体的にどんなことを行っているのか徹底解説していきます。
Contents
理学療法士のバランス検査と評価
引用:https://www.pakutaso.com/20180952262post-17576.html
高齢に伴い身体のさまざまな機能が低下していき転びやすくなると言われています。
そのため転倒しやすい危険性がどのくらいあるのか?を調べる必要があり、
それを検査するのがバランス検査になります。
具体的にどんな検査をしていてどんな評価方法なのか解説していきます!
バランス検査の具体例
◇Time UP&Goテスト
用意するもの:ストップウォッチ、椅子、カラーコーン
①背もたれに軽くもたれかけてもらい、手はひざの上に置いてもらいます。
➁椅子から立ち上がってもらい3メートル先(カラーコーンを事前に設置する)まで行って
Uターンしてもらい再び椅子に戻ってきてもらいます。
➂この動作を「通常の走行速度」と「最大の走行速度」で1回ずつ(計2回)行ってもらいます。
13.5秒以上⇒転倒のリスクあり
30秒以上⇒日常生活の動作に介助を要する
◆ファンクショナルリーチテスト(FRT)
①両足が触れないくらいに足を広げて立ってもらいます。
➁壁側の腕を90度挙げてもらいます。
➂手の指は伸ばしてもらい、中指の位置を記録します。
➃その手を出来るだけ前に伸ばしてもらいその時点での中指の位置を記録します。
⑤それらを3回ずつ測定し平均値をだします。
20㎝未満⇒非常に転倒のリスクが高い
20㎝~25㎝⇒転倒のリスクあり
25㎝~30㎝⇒平均
30㎝以上⇒転倒リスクが低い
◇継ぎ足歩行テスト(タンデム歩行)
①腕を胸の前に組んでもらいます。
➁床面に引いた一直線上を継ぎ足で歩いてもらいます。
➂最大10歩までを測定し、継ぎ足が保てない時点で測定終了となります。
3歩以下⇒重度のバランス感覚低下
4~7歩⇒中等度のバランス感覚低下
7~9歩⇒軽度のバランス機能低下
ふらつくことなく10歩⇒正常
◆片脚立位テスト
目を閉じているときと目を開いているときで、どのくらいの時間片足で立てるか
を計測するテストです。
目を開いて20秒未満未満、目を閉じて5秒未満の場合は転倒リスクが高いとの判定をします。
複合的に判断する「バーグバランススケール」
高齢者の転倒リスクを判断するには、このような方法を1つ試して終わりではなく、
複数試して複合的に判断する必要があります。
この考え方をバーグバランススケールといいます。
バーグバランススケールには14項目の評価項目があり、0点~4点までそれぞれ点数化していきます。
そのため評価時間は10分~15分かかります。
0-20点⇒バランス障害あり(転倒のリスクあり)
21-40点⇒許容範囲のバランス能力
41-56点⇒良好なバランス能力(転倒のリスク少ない)※56点が満点
バーグバランススケールにより高度な転倒のリスクの測定ができます。
転倒リスクの訓練ってどんなことをするの?
では検査をした後に行うのが機能改善のための訓練です。
どんな訓練を行うのか解説していきます!
まずは抑えておきたい!転倒の背景とは?
訓練はどんなことを行うかの解説をする前に、どうして転倒の背景について
理解しておく必要があります。
大きく分けると2つの原因があり、それは「内的要因」と「外的要因」になります。
内的要因は個人の特性や個人の状態に起因するもので代表例としては、
高齢化によるバランス機能の低下や筋力の衰え、視覚障害や聴覚障害などです。
内的要因に関しては理学療法士のリハビリによって対処できるケースが多く、
それぞれのニーズに合わせた訓練を行います。
外的要因とは床の滑りやすさ、障害物の有無、部屋の明るさなどを指します。
これに関して理学療法士は外的要因を徹底的に排除していきます。
電気コードによってつまずいたり、小さな段差なども転倒につながるので、
必要に応じて環境の整備も行っていくのも理学療法士の大切な役割です。
実際にどんな訓練するの?
理学療法士が行う訓練は実にさまざまです。
これから例を紹介しますが、これだけではなく他にもたくさん訓練方法はあるため、
それぞれの患者さんのニーズに合わせて行うことが大切です。
◇筋力トレーニング
足や腕、全身などをマシンを使って負荷をかけ、患者さんのペースで行う
ボール蹴り
輪投げ
風船バレーボール
空き缶積みゲーム
ボーリング
棒体操
これらはバランス機能の改善と共に、集団で行うことで動の対人交流や社会活拡大なども支援することができます。
◆関節可動域訓練
マシンなどを使わずに理学療法士が、患者さんがスムーズに動けるように足の曲げ伸ばしや、
マッサージなどを行うことです。
患者さんは理学療法士との何気ない会話なども楽しみにしていることも多いです。
◇歩行訓練
座った状態から歩くまでの訓練を歩行補助台を使って行います。
こちらに慣れてきたら補助台なしでの段差の昇り降りなども行っていきます。
さいごに
引用:https://www.pakutaso.com/20200237041post-25756.html
これまで理学療法士のバランス検査や評価方法、訓練について解説してきました。
いかがだったでしょうか?
最後に実際に理学療法士の方から聞いた、
大変なことややりがいについて紹介していきたいと思います。
理学療法士の大変なこととは?
①肉体労働のため疲労がたまる
やはり理学療法士の1番のお仕事は「リハビリの介助」
自分の力でなかなか動けない方の補助をするときは全身の力を使って支えなければなりません。
男性ならばまだ体力があるものの、女性であると肉体労働に慣れるまではかなり大変です。
きちんと体づくりを行っていないと肩こりや腰痛に悩まされることも・・・
➁対応力とコミュニケーション力が必要なところ
理学療法士はひとりひとりの身体の状態や性格に合わせてメニューを考えなければなりません。
そのため、患者さんの話をきちんと聞いてしっかりとニーズを捉える必要があります。
また、患者さんは理学療法士との会話を楽しみに来てる方も多く、楽しんでもらえるような会話づくりなども必要となっていきます。
慣れるまでは自分よりもかなり年上の方との会話に困ったりすることも多いですが、
だんだんと楽しめるようになります。
➂効果が出るまで時間がかかるところ
もちろんリハビリ直後に効果がでるものもありますが、ほとんどは数か月や1年かかってやっと効果が出るものです。
そのため「このままこの訓練続けて大丈夫なのかな・・・」と不安になることも多いですが
根気強く続ければ必ず効果は出るでしょう。経験を重ねていくうちに患者さんの小さな変化に気づくことができるようになります。
理学療法士の魅力とは?
自分が必要とされていると実感しながら働ける
あなたがもし理学療法士として働くことになった場合、1日に何人もの患者さんを担当することになるでしょう。
しかしそれぞれの患者さんにとってあなたは「たった一人のリハビリの先生」です。
そのため身体の悩みだけでなく、今日起こったうれしいことであったり、不安なことなどさまざまな相談などをしてくれることも多くなるはずです。
患者さんにとって理学療法士は「こころのよろどころ」になることでしょう。
「病は気から」なんてことわざがあるようにそういった存在になれることが治癒へ大きくつながるんです。
患者さんが頑張ってリハビリを行っているのも、理学療法士のあなたを信頼している証です。
そうした実感をもちながら働けるのは理学療法士ならではの魅力ではないでしょうか?
PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!
『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
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私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
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実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。