現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
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養成校時代に、皆さん必ず行うであろう、実習。
その際に、学生の皆さんには「デイリーノート」を取ってもらうようになっています。
デイリーノートとは何か、どうやったら上手く書けるのか、
コツを見ていきましょう!
Contents
理学療法士のデイリーノートとは
引用元:https://www.photo-ac.com/
冒頭でもお伝えした通り、現場実習時に学生さんが取るノートがデイリーノート。
実習指導者さんと実習生とのコミュニケーションツールにもなりますし、
ゆくゆくは、実習生が養成校に提出したりすることもあるそうです。
日々の振り返りなど、その役割は様々ではありますが、
いわゆる日報のような活用の仕方をするものです。
具体的にはどういう風に活用されるのでしょう?
細かく見ていきましょう。
学生が主体的に学ぶためのツール
いわゆる日報として活用していくデイリーノートなのですが、
なぜ、そんなに日々の振り返りが必要なのでしょうか?
それは、実際に理学療法士として働きだしてからの学び方に起因するものがあります。
実は、医療従事者は「自主性が大切」なのです。
現場に出ると、勉強しろと求めてくる人はいません。
学校と違って先生はいませんし、レポートもテストもありません。
日々の業務の中から学ばないと、自分を研鑽することができないため、
自分でこつこつ知識の棚卸と整理が必要になってきます。
そのために、重要になってくるのが、デイリーノートなのです。
将来的に、現場で働くことを想定して、
PDCAサイクルを自身で構築し、実行していくことで、
どういった患者に対してどういった療法が合うのかなど
現場で活かせられる知識や手段を貯めていくことができます。
その癖付のためのツールとしてデイリーノートが存在しているとも言えましょう。
臨床実習指導者や教員とのコミュニケーションツール
引用元:https://www.photo-ac.com/
実は、臨床実習は基本見学ばかりです。
実習生はあくまでも無資格者なので、
実際に患者さんに施術したりすることはご法度なのは当然のことですよね。
そのため、実習対応者からすれば、
この患者さんに対してこの療法を使った意図など、実習生は理解しているのかどうか、などを
デイリーノートを通じて把握したりします。
施設によって活用され方はまちまちだとは思いますが、
実習生と交換ノートのように活用している施設などもあります。
そのため、わからなかったことや質問などを書き留めておくことも重要でしょう。
逆を言うと、実際の施術ができないということは
デイリーノートでしか実習生は施設に対してアピールができないとも捉えられます。
良いところを見せたい、というよりは、これだけ興味を持っています、という
アピールができた方がいいでしょう◎
また、実際に働いてからの話になりますが、
理学療法士の仕事は、そもそも書く作業が多いです。
(退院サマリー、症例発表資料、カンファレンス資料などなど…)
そのため、このデイリーノートの記述は
実習の段階から、伝わりやすい文章を書く訓練にもなります。
学生自身が自らを問う省察の機会を与えるもの
たとえ見学中心の毎日だったとしても、
この臨床実習で成長しないと実習に来た意味がありません。
しかし、ただ見学しているだけでは自分の成長なんて可視化できません。
だからこそ、自分が感じたことや知識をアウトプットする癖を付け
自分を見つめなおすことが有効になってくるのです。
できたこと、などのプラスな部分ももちろんですが、
できなかったこと、わからなかったこと、など
いわゆる「課題」を見つけ、書き留める方がより有効になっていきます。
それをもとに、自分ができたかできてないか、
できるようになったかどうか、と成長を推し量れます◎
デイリーノートはただの交換日記ではなく、
自分自身の成長のために大切な役割を果たしてくれるでしょう。
デイリーノートの中身とは
引用元:https://www.photo-ac.com/
デイリーノートの意義意味は理解できましたが、
一体その内容はどんなものなのでしょうか?
養成校や実習先にもよりますが、基本的には書式や内容に規定はありません。
書く内容すら学生次第、なところがあります。
オーソドックスなものでいうと、以下のような項目で書き留める人が多いと言えましょう。
•その日学んだことを書く
•疑問に思ったことを調べて書く
•質問されたことを調べて書く
•後日の予定
•翌日に担当する方の関連することを書く(特にリスク管理)
•質問、感想、反省点
•行動目標
実習現場ではメモ帳などにサッと書き留める程度にしておき、
自宅に帰ってからPCなどで書き留めていくほうが
キレイかつ見やすいノートにできるでしょう。
翌日実習担当者に提出などが必要なのであれば、データを印刷して、提出するか、
メールでのやり取りをさせてもらえるのであれば、
メールで送るのも悪くはないでしょう。
すべて活字で対応してしまうと、書き直しなどに時間も手間もかかってしまいます。
効率よく運用していけるようにしましょう◎
上手なデイリーノートの書き方とは
デイリーノートの重要性も、何を書くのかも、なんとなく伝わったかと思います。
自分以外の人にも見られるなら、なるべく上手に書いておきたいもの。
こちらでは、上手なデイリーノートを書くコツをお伝えします◎
PDCAが明確
引用元:https://www.photo-ac.com/
「PDCAサイクル」というキーワードを聞いたことはありませんか?
Plan・Do・Check・Actionという、ロジカルシンキングの手法の一つで、
日々の業務に対しての考え方、アクションプランとして取り入れている企業などが多いです。
デイリーノートにもこの考え方を活かすことができますし、
これだけで見違えるように読みやすいレポートになります◎
上記で示した項目を当てはめると、こんな感じです。
・Plan(計画)
後日の予定(前日の)
行動目標(前日の)
・Do(実行内容)
その日学んだことを書く
・Check(確認)
疑問に思ったことを調べて書く
質問されたことを調べて書く
翌日に担当する方の関連することを書く(特にリスク管理)
質問、感想、反省点
・Action(行動)
後日の予定
行動目標
PlanとActionは同じような内容でも構いませんが
大切なのは、DoとCheckです。
その日その日で起こることは絶対に違いますし、
ここだけは前日と丸被りは避けておくべきです。
また、実習担当者も目にするものであるため、
疑問に思ったこと、質問されたことの回答こそ力を入れておくべきポイントでしょう。
デイリーノートを書くことに躍起になりすぎない
引用元:https://www.photo-ac.com/
目標のハードルを上げすぎたり、
デイリーノートに集中しすぎて、他の課題がないがしろになってしまう、などは本末転倒!
実習中の自分の考察など、実習担当者に対してのアピールツールともお伝えはしましたが
約8週間もある実習期間の中で、毎日全力アピールをしなくても大丈夫です!
同一患者さんを見る最終日であったり、重大局面だなと感じた日に全力投球する、それでいいのです。
それに伴い、PDCAサイクルの定義で考えていくと、
毎日自分の実習生活を振り返り、明日はこうしよう!というPLANを考えていくと思いますが
たとえ平々凡々な時間を過ごせていたとしても、ハードルは絶対に上げ続けるのはNGです!
自分も施設の一員!という意識を持てているからこその目標かもしれませんが、
実習生だからこそ、地に足を付けた目標立てで良いのです。
良く見せよう、現場でアピールしようと、無理をしなくていいですし、
自分じぶん、と周りを見ずにガンガン攻めていくことは、あまり印象が良いとは言えません。
ありのまま、自分のために書いていることを忘れずに
デイリーノートの記入、頑張ってくださいね◎
PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!
『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
現状に不満があるなら転職しましょう!
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私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。