現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。
動物との暮らしが豊かになっていくにつれて、
注目を集めている「動物のリハビリテーション」。
一体どんなお仕事なのでしょうか?
Contents
動物理学療法士とは
動物理学療法士とは、術後の回復のサポートや、リハビリテーションなど動物に対してのフォローをするお仕事。
主には、動物病院などが活躍の場になっています。
昨今では太り気味の飼い犬・飼い猫が目立つようになってきているので
その子達のダイエットのお手伝いもしている人もいるんだとか…
人間と動物との距離が近くなっていくにつれて発展していっている分野であると言えます◎
実は、日本国内には国家資格などは存在していないのですが、
動物看護系の専門学校のカリキュラムなどに動物理学療法が組み込まれている所もあり
徐々に日本国内でも浸透し始めています。
一般的には獣医学・動物看護系の専門職から派生して、動物理学療法士を目指す人が多いと言われていますが、
日本理学療法士協会にも約5年ほど前に「動物に対する理学療法部門」が設立され、
ハードルが高い道のりではあるのですが、理学療法士から動物理学療法士を目指す人も出てきているそう。
動物愛護などを推進している海外、特にアメリカやオーストラリアなどでは
約30年前から「動物理学療法士」としての共通資格が存在していたり、
動物医療専用のリハビリテーションセンターも存在しているくらい、
動物理学療法に関しての知見が発展していっています。
これらの国々では、動物医療専門の理学療法士の認定システムが確立されつつあり
国家資格として取り扱っている国もあるため、多くの獣医科大学で教育も行われ始めています。
一部、日本でもこれらのプログラムを受講することは可能なのですが、
本気で動物理学療法士を目指すのであれば、海外で勉強することを是非オススメします◎
動物理学療法士のお仕事内容
動物にしてあげられる理学療法として、現在の日本でも行われていることをいくつかご紹介します。
マッサージ療法
関節や背骨のトラブルがある、ケガをしている、手術後である動物の施術の場面が多いと思いますが、
症状を緩和したり治療効果を上げたりすることのできるマッサージの手技や運動方法があり、
近年では動物の理学療法に期待されているようです◎
そもそも、人間に対しても同じですが、マッサージは血行もよくなってなんだか気持ちいいもの!
とろけるワンちゃんネコちゃんが想像できますね!
マッサージでのふれあい・コミュニケーションは、動物との関係性を築くのにも大切な役割を果たしてくれます!
徒手療法
基本的に、動物たちの症状を把握するためにも、レントゲンはもちろん、
人の手を使って状態を確認しながら施術を進めていくことがほとんど。
人間に対しての施術と同様に、骨格位置を意識したストレッチであったり、
動物たちの関節の可動域なども、触れたり動かしたりしながら解していく療法を指します。
動物も人間も、施術の始まりはほとんど一緒なのですね!
そのかわり、言葉がつかえないからこそ、反応をしっかり見てあげることが大切そうですね!
物理療法
電気、光線、温熱、超音波などのエネルギーを利用して症状を緩和させる療法で、
主にペインコントロール、神経刺激、筋力の回復といった目的で行われることが多いそう。
徒手療法の反対というか、機械を用いての施術と聞けばイメージがつきやすいかもしれません◎
どちらかというと、リハビリの中でもウォーミングアップ的なポジションの療法と言えましょう!
運動療法
今までお伝えしていた療法たちは、一方的に理学療法士側から動物へ働きかけるようなものが
多かったのですが、こと運動療法はいよいよ動物が動く、いわばトレーニング的な要素がある療法になります。
4足で立つことが困難な動物には、起立訓練と言って、4足でバランスを取れるようになるところから始めたり
立つことができるのであれば、歩行訓練、前足を人が抱えて後ろ足で歩くトレーニングをするダンシング、など
動物の状態を評価したうえで、そのレベルに合ったトレーニングを行っていきます。
また、下半身不随なのであれば、後ろ足に車輪を付けて歩く練習をする
カートセラピーや手押し車歩行なども実施しますし、
4足での歩行が困難でも、筋力維持を目指すために水中療法と言って、
プールの中での歩行を介助したりすることもあります。
ちなみに、この水中療法に関しては、怪我をしている動物のためではなく、
昨今増えている肥満に悩まされている動物にも有効であり、
一部の動物病院ではすでに導入され始めているようです!
運動療法においても大事なことは、動物たちは話せないからこそ無理なレベル感の訓練を求めないこと。
状態を見て、合った療法で進めてあげてください◎
動物理学療法士の年収
日本に動物理学療法士が確立されていない
前項でもお伝えしている通り、
日本国内では「動物理学療法士」の国家資格は存在しないため
職種として確立されていないのが現状です。
日本社会全体で、動物のリハビリに対しての意識が変わらないことには
動物理学療法士として働くことは正直難しいところではありますが、
いつか「動物理学療法士」として活躍するために、
今できることとして「動物看護士」や「獣医師」としてお仕事で経験を積むのはいかがでしょう?
一番近しいであろう「動物看護士」
今の日本で、仕事の一部として動物理学療法も看ているのが「動物看護士」にあたりますし、
国内で動物理学療法を専門的に学べるのは、この動物看護士を輩出している専門学校だけのため
理学療法士のお給料を概算するならば、こちらの職種を参照するのが近しいかなと思います。
ちなみに、動物看護士の年収についてですが、
厚生労働省などの公式調査がないため正確な数字は分からないのが正直なところ…
求人サイトの総評等を見比べてみて分かることは
・地域差が発生するが、額面で月15万円ほど、経験を積んで月20万円ほどに届く可能性がある
・「認定動物看護士」など、専門資格を持っていると能力給としてUPする場合もある
ということでした。
一部にはなりますが、世の中に出ている求人票を見てみると、
首都圏の方が額面が良い求人が多く19万円~との記述があるものも。
また、大学付属動物病院など、おそらく狭き門ではありますが
法人母体の大きいところの方が金額もよく、福利厚生も整っているように見受けられます。
まだまだ社会的に認知されていないこともあり、
いまの現状で言うと、金額以上にやりがいを大事にしている職業だと思います。
楽な道ではないかもしれませんが、それでもやりたい!と夢がある方にはぜひおすすめします!
給料も諦めきれないなら「獣医師」という道も
一方で、やはり年収を重視したい、動物たちに自分がしてあげられることの幅を広げたいのであれば
「獣医師」として理学療法を行うことが一番の近道だとは思います。
そうすれば、年収も平均して553万円~656万円(厚生労働省調べ)ほどもらえますし、
月収で換算すると、およそ40万円ほどと、動物看護師とは雲泥の差の金額の収入がもらえます。
獣医師になるためには、大学に通わないといけませんし、選ぶ道によっては
高額な学費がかかる可能性もあります。
ただその一方で、海外の動物理学療法士育成において、
大学課程でのカリキュラムが充実している環境が多いため、
限られたコネクションではあるかもしれませんが、
在学中に海外への短期留学や研修といった形で、
本場の理学療法の技術に触れる機会も持てるかもしれません。
形がなくとも、勉強を積む道はいくらでもありそうですね!
ただし、タダではできないのが正直なところ。
動物や、動物との暮らしに対して熱い思いを持っていたり、
理学療法でどうにか!と考えられている人であれば、初めのうちは覚悟をしていた方が良いでしょう◎
PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!
『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。