現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
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実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。
たくさんの患者さんが来るので、流れ作業的なリハビリになっていたりしませんか?
自分の仕事に「とりあえず」という言葉を使っていませんか?
患者さんが本当に求めているリハビリなのか患者さんにしっかりと伝えていますか?
患者さんがこうなりたいとか、こんなことしたいと思う気持ちに寄り添ったリハビリはできていますか?
質問攻めでごめんなさい。
忙しいからこそ、いったん立ち止まって考えてほしいのです。
リハビリは、理学療法士だけが頑張っても仕方がなく、患者さんの気持ちを汲みながらやるものですよね。
今日は、患者さんにわかりやすくリハビリの必要性を伝えるための知識を確認していきたいと思います。
Contents
理学療法士の先輩がいう「生活をみる」とはどういうこと?
引用:https://www.pakutaso.com/20190809219post-22533.html
仕事終わりに飲みに誘ってくれる先輩がいて、普段ならしょうもない話で盛り上がる先輩が、急に真面目な顔でこんなことを言ってきたんです。
「自分は、患者さんの生活を見てリハビリをしているのか?」
いつもと違う先輩のトーンに、どう答えたらいいのかわからず、頭の中が真っ白になったことがあります。
リハビリは、もちろん患者さんが今よりも生活がしやすいようにするためのものだということは、頭の中ではもちろんわかっています。
みなさんも、同じだと思います。
普段のリハビリで、しっかりと歩けるようになるにはとか、転倒しないようにするにはとか、そういうところに注意を払っていることが多いです。
患者さんの生活を見るとは、どういうことなのか、いっしょにおさらいをしていきましょう。
ADLをもう一度おさらいしてみましょう。
引用:ファミケア
ADLとは、日常生活動作で日常生活を送るために最低限必要な動作を指しています。
具体的な動作は、「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」ですよね。
朝寝ざめて、ベットや布団から起きてから、一日が始まり、朝ごはんを食べて歯磨きをして洗面をします。
トイレに行ったり、着替えをしたり、お風呂にはいったりということがADLです。
ADLがどの部分ができていて、どの部分ができていなくて、どの部分ならリハビリで改善が見込めるのか、ひとつづつ考えていかないといけませんよね。
患者さんにADLがどうのっていっても、わかってくれる人は、それこそ同業者か医療・福祉の関係者の可能性が高いわけで、それ以外の人はわからない単語です。
たとえば、「ベットからの起き上がりは前に比べてどうですか?」とか、「おうちで、1人で歩くことができますか?」とか、ひとつづつ訪ねていくことが現状を知ることには必要なことになってきます。
IADLをもう一度おさらいをしてみましょう。
引用:出直し看護塾
いくらADLが自立していても、これだけで生活がしっかりできるかといえば、そうではありませんよね。
更衣ができたとしても、服をタンスから出したり、汚れた服を洗濯したり、季節によって服を選んだりができないと、汚れた服から汚れた服に着替えができたとしても、意味がありませんよね。
食事にしても、お箸をもって食べることができたとしても、調理や買い物ができないと食卓でずっと待っててもご飯は食べられません。
調理などは、手を使うことが多いから、作業療法の領域で理学療法士には関係ないのじゃないの?と思う人もいるかもしれません。
意外かもしれませんが、調理中は立つ・移動・腰をかがめるなど、意外と体を使います。
調理ができないというお年寄りに、理由を聞いてみると、煮炊きをしている間台所で立っていられないので調理ができないと言われ、包丁を使ったり、料理はできるんだけど、別の理由で調理ができないケースもあります。
患者さんが生活をするうえで必要なことで理学療法士にできることはないのか、しっかり見極める必要があります。
患者さんどんな気持ちでリハビリを受けているのか
引用:https://www.pakutaso.com/20160320085post-7352.html
リハビリを受けている患者さんのほとんどは、こう考えていると思います。
「もとの生活にもどりたい」
そのために、しんどいリハビリを受けているのです。
理学療法士が、患者さんがいう「もとの生活」がどんなものかわからないと、リハビリをすすめていくのは難しいですよね。
先輩がいう「生活をみなさい」とは、その人がどんな「もとの生活」を取り戻したいのか、そのために何ができるのかを考える理学療法士にならないといけないということなんですね。
忙しいとつい忘れてしまいがちな患者さんの気持ちを考えるという、当たり前のことを再確認させるために、先輩が言ってくれたこの言葉を大事にしていかないといけないと、ますます先輩への尊敬の気持ちが増しました。
あ。もちろん、先輩にそんなことは言っていませんけどね。
今度、飲みに連れて行ってくれる時があれば、酔った勢いで話をしてみたいと思いますよ。
リハビリの目標設定や期間をどういう風にきめるのか?
引用:https://www.pakutaso.com/20160421112post-7694.html
理学療法士の仕事は、患者さんのリハビリをする以外にデスクワークがありますよね。
養成学校にいるときには、理学療法士にデスクワークがあるなんて思ってもみなかったのですが、軽く考えがちなデスクワークですが、これは病院の収入に直結すると言っても過言でもないとても重要なお仕事なんです。
理学療法士は、リハビリができたらいいんだという思いを持っている人がいるなら、それは直ちに捨ててください。
そして、デスクワークは一回覚えたらそれでルーティンワークでやれると思っていたら大間違いです。
理由はただ一つ。
法令はよく変わるからです。
診療報酬に関わる法令は、本当にびっくりするぐらいの速さで変わっていきます。
今までだったら、オッケーだったことが、いきなりダメになったりすることはよくある話です。
もっと収入を増やしたい、今の収入に満足できないと思っているのであれば、デスクワークに強い人になるべきです。
目標設定は患者さんの気持ちを言葉に表す
引用:panda178+
動画では、実際にリハビリを受けている側からの、お話がされています。
どういう気持ちで受けているのか。
リハビリを受けたおかげで、どういう風に生活が変わったのかを分かりやすくお話されています。
目標についても、理学療法士が立てたものをしっかり理解されているのかなと感じますよね。
きっといい関係が築けているのでしょうね。
書類って、患者さんにとって関心がないと思われる人もいるかもしれませんが、意外としっかりチェックされているのです。
目標設定が、自分の思いをかけ離れていたり、ちぐはぐだと自分のことがわかってもらえていないと思い、不信感につながることもあります。
目標設定するために、患者さんが何を考えているのか、普段の会話からしっかり把握しておくことが大事ですね。
ゴール設定は?
引用:https://www.pakutaso.com/20190853233air-jordan-5.html
患者さんの思いは、「もとの生活が送りたい」ですから、ゴール設定ももちろん、もとの生活になるまでですよね。
それが出来たら、患者さんも喜ぶだろうし、リハビリをする気持ちも高まるはず。
患者さんの状態によっては、もとの生活に戻れることが厳しい場合もあります。
もとの生活が送れなくても、いろんな手助けが必要になっても、その人らしく生活できるように、リハビリはあります。
なるべく、患者さんの気持ちに寄り添ったゴール設定をしたいものです。
ですが、先に話した通りリハビリは診療報酬と密接にかかわっているため、そういうわけにもいかないのが現実です。
この場合は、〇か月までと決まっていることもありますので、しっかり頭に入れて効率の良いリハビリを展開することも理学療法士には求められているのです。
まとめ
- リハビリが必要なのは生活をするため
- ADLとIADLの把握はリハビリにとって必要なこと
- 目標設定は、患者さんの思いを反映させること
理学療法士のスキルは、リハビリ技術は高いだけではだめだと言うことに気が付いたお話をしました。
「他のリハビリの先生では嫌だ。あなたがいい」と言われることのできる理学療法士を目指すためには、患者さんが何を求めているのか、それはどういう風にアプローチをするべきなのか、冷静に判断できる人なのです。
そういう理学療法士にだけ、次のステップに行くことを許されているんだと言うことを覚えておきたいですよね。
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『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
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そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
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私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
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実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。