現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。
理学療法士の活躍の場が、介護福祉分野にも広がっているようです。
もしも介護福祉施設で働くなら?を想定してみました◎
Contents
理学療法士と介護福祉業界
元々は、医療職として医療機関で活躍してきた理学療法士。
リハビリのプロとして、患者さんの機能回復の支援をするのがお仕事でありますが
今や、医療機関で働くのは6割、残り4割が介護福祉事業に従事しているとの調査結果が出ています。
リハビリテーションを必要としているのは、病院に来られたり入院している患者さんだけでなく、
介護を必要とされている高齢者にまで広がりを見せていますし、
圧倒的に介護現場からのリハビリテーション需要が高まってきているのも事実です。
機能回復訓練指導員の必置
なぜ、高齢者社会においてリハビリテーションの需要が高まっているのか、
その背景には2000年に施行された介護保険法で定められた
介護福祉施設における「機能回復訓練指導員」必置の条項が寄与しています。
そもそも老化するとともに、筋肉量は落ち、骨ももろくなっていくことは皆さんご存知だとは思いますが、
「痴呆」や「認知症」が日本社会にも浸透していくにつれて、
骨折や発熱などが原因で、その諸症状が加速していくということも判明しています。
介護施設としては、利用者さんにケガをさせないことはもちろんでもありますが、
それ以上に「予防」に力を入れるように国からも求められるようになりました。
そこで、施設のリハビリテーションプログラムや計画、従業員に対しての指導を行う人材として
機能回復訓練指導員を各施設に1人設ける運びとなったのです。
この資格は、理学療法士や柔道整復師、看護師など8つの国家資格を持っている人であれば
どなたでもなれるのですが、施設の利用者に向けて行うプログラムには
リハビリテーション的な要素をやはり求められるため、
他資格以上に、理学療法士の需要が上がっているということなのです。
医療機関とは違う施術相手
医療機関でのお仕事では、患者さんとの意思疎通は筆談やボディーランゲージなど
何かしらの手段でコミュニケーションが取れていたと思います。
しかし、介護施設での施術相手は、高齢者である上に、認知症を伴う方が大半で、
施設の種類にもよりますが、入所・通所者の条件の中に「要介護度」を記しているところがほとんどです。
ご飯を食べたことも忘れ、「ごはんまだ?」と言われるなんてこともザラな方と
一緒にリハビリテーションをしないといけません。
医療機関からの転職者であれば、そのギャップに頭を抱える人も少なくはないと思います。
ですが、「痛い!」「気持ちいい」など、リアクションはより素直な方が多いそう!
今までとは違ったコミュニケーションが必要になりますが、
今までと同じ、患者さんの様子を見てレベルを考えることは変わりません。
医療現場とは求められることが違う
医療現場においては、100%の回復を目指し、日々リハビリテーションに一緒に励むことをしてきたと思いますが、
老人ホームにおいて求められることは「日常生活をいかに安全に暮らすことができるか」なのです。
そのため、介護レベルに合わせて、予防なのか、はたまた歩行訓練など、リハビリとしてなのか
利用者さんのレベル感を見極めて、実施していくことが求められます。
特に、特別養護老人ホーム(通称:特養)では、
入居の要件が要介護度3以上と定められており、何かしらの介助を求める人が圧倒的に多いです。
そのため、日頃から利用者さんと触れ合う時間が長い介護スタッフさんに向けての指導など
施設全体でのケアのレベルアップに携わるように、求められることもあります。
施設によっては、現場の人数がどうしても足りない場合などに
リハビリ等以外の業務を理学療法士が行わないといけない時もあるでしょうし、
現場仕事も理解しつつ、周りの介護スタッフさんに知識の共有をしつつと
プレイングマネージャー的な役割を求められる場合もあります。
介護福祉業界における理学療法士の平均給与
意外と期待できる給料
介護施設で働く理学療法士の年収相場は400万円~550万円ほど。
単純計算で、月収は33万円~49万円ほど!
意外と、医療施設で働くよりも高収入は期待ができそうですね◎
新卒で働くとなると、お給料は20万円~23万円ほどになるところが多いですが、
経験者採用となると、年齢を見越しての給与の増額もあり得ますし、
前項でもお話しした「機能回復訓練指導員」として迎える、など諸条件が加わってくる場合が多く、
お給料が上がる見込みがより高いです。
高給の裏側
慢性的な人手不足と言われている介護施設。
人手が足りていないからこそ、リハビリテーション以外の
入浴補助や食事介助などにも借り出される場面も想定できます。
また、施設によっては、「理学療法士は自分ひとり」である場合も想定されますし、
100人利用者がいる施設で、自分1人だけ…
1人あたり週に40分しか施術できない…なんてこともありえます。
そのため、経験者を求めたいから施設側は高待遇で迎え入れようとしてくれていますし、
入職した暁には、「機能回復訓練指導員」として、
共に働く人たちを巻き込んで、施設全体でのケアレベルの底上げを求められるのです。
しかし、同じ理学療法士の専門学校を卒業した人に教えるわけではないため説明が難しかったり、
なかなか伝わらなくて悩むこともあるとは思います。
理学療法士は、コミュニケーション能力がある人でないと務まらないお仕事でもありますし、
だからこそ、立場が違う人とも上手く渡り合える可能性は十分にあると考えられます!
そういった役割を果たしてほしいという期待を込められた金額であるということ、忘れないでくださいね◎
これから先の社会
圧倒的に高くなる介護需要
周知のとおり、近い未来で日本人の大半が高齢者になることが予想されています。
そのため、60歳を超えても働く人も増えていく一方で、
介護サービスを求める人が圧倒的に増加していくことが見込まれています。
そのため、介護施設も増加することが見込まれますし、
今の段階から介護現場で活躍することは、将来的な昇進等にも活かせる経験だと言えます。
また、理学療法士資格だけでなく、柔道整復師など、開業権を持つ資格とのダブルライセンス保持者は
自身が機能回復指導員として施設で働けることもあって、
すでに介護施設の開業をしている人も見受けられます。
確かに、提供するサービスの種類によっては日勤だけでは済まないことも予想ができますが
働く人の数が充実さえすれば、より働きやすい環境を作ることだって可能です。
年収UPも目指したいし、資格を活かして社会から求められる存在でいたいと考える人には
早くから介護福祉業界に飛び込むことをおすすめします。
新卒者さんは、経験を積める環境から始めるべし
ただし、新卒者さんに提言したいことは、
今の介護現場で求められていることは「経験者」かつ「即戦力」です。
いきなり職場に自分1人しか理学療法士がいない環境で、
どうやって経験を積んで、周りに知識を伝播していけるのでしょうか。
資格が独り歩きしてしまうような環境では、なかなか成長できませんし、
共に働く介護スタッフさんの信用を得るのは、至難の業になるはず…
まずは、医療機関でもかまいませんので、先輩理学療法士がいる環境で経験を積み
患者さんとのコミュニケーションが上手に取れる、
患者さんに寄り添えられるスタッフに成長することが先決だと思いますよ◎
お金だけでなく、業界の情勢や、求められていること、
自分が人にアウトプット出来るものは何なのか、
しっかり棚卸してみて、今後の将来設計を考えてみてくださいね!
PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!
『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。