作業療法士と言語聴覚士の年収や休みを比較!!

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現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!

私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。

この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣

実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。


引用:https://www.pakutaso.com/20170639174post-12191.html

人の役に立つ仕事がしたい、専門技術をもっている職種につきたい、一生食べていける資格を持っているから………。

リハビリテーションに携わる職業に興味を持つきっかけは、いろいろあると思います。

どんなきっかけであれ、仕事としてその職業につくからには自分の生活もあるので、報酬がいくらか、休みは取れるかは気になるところです。

今回は、リハビリに携わる職種のなかでも作業療法士と言語聴覚士にフォーカスして年収や休みを比較していきたいと思います!

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作業療法士と言語聴覚士の仕事内容・主な勤務先

 
引用:https://publicdomainq.net/hospital-nurses-station-0012179/

「そもそも、作業療法士と言語聴覚士の仕事って何?どんなところで働いているの?」っておもいますよね。

知っている方もいると思いますが、ここで軽く紹介してみましょう。

作業療法士

引用:https://www.pakutaso.com/20160333085post-7398.html

まずは、作業療法士から紹介していきたいと思います。

仕事内容

作業療法士は身体・精神の障がいによって日常生活に困難を抱える人に、生活上に必要なスキルを向上させるためのリハビリを提供するのが仕事です。

ここでいうリハビリはドラマとかで見る、歩けない人が手すりに捕まって足を動かすというリハビリとは違います。

日常生活に必要な「掃除」「洗濯」などの「作業」を通じて、日常生活に必要なスキルを身につけて生活への支障を無くす、あるいは軽減させるサポートをするのが作業療法士の仕事になります。

勤務先

作業療法士の勤務先は「どの分野の領域」で働くかで大まかに分けられます。

領域の分類は以下の4つになります。

身体障がい領域

四肢(両手両足)に不自由があったり、視覚や聴覚に制限があったりするなど、身体機能に何らかの障害がある状態の人を対象にした領域

主な勤務先:総合病院・整形外科・リハビリセンターなど

老年期障がい領域

老年期(65歳以上)特有の疾患や、加齢により身体機能が落ちてきた人を対象にした領域

主な勤務先:特別養護老人ホーム、老人デイサービスセンター、訪問リハビリ施設など

精神障がい領域

主に心の病を抱えている人を対象にした領域

主な勤務先:精神科病院

発達障がい領域

主に精神面や運動面での成長に遅れがあり、サポートが必要な子どもを対象にした領域

主な勤務主な勤務先:小児病院や児童福祉施設、特別支援学校先:小児病院や児童福祉施設、特別支援学校

以上になります。

分野によってサポート内容も大きく変わりますね。

言語聴覚士

引用:https://www.pakutaso.com/20130233059post-2472.html

次に言語聴覚士について紹介してみましょう。

仕事内容

様々な原因により上手く話せない人がコミュニケーションが取れるようにサポートする仕事です。

「話せない」といっても原因が脳であり「相手が何を言っているのかわからない」「話したいことが頭に浮かんでこない」から話せないパターンや「声帯を失い声が出ないのが原因となっている」、「同年代の子どもと比べてことばに遅れがある」など対象は多種多様です。

そんな人達に対して検査やカウンセリングを通して、どんな訓練・指導・サポートが必要なのかを見極めてリハビリを行うことが、言語聴覚士の仕事になります。

勤務先

作業療法士の勤務先は「どの分野の領域」で働くかで大まかに分けられます。

医療領域

疾患により脳機能に支障が出たためにコミュニケーションに支障がでた人が対象。

勤務先:大学病院、リハビリテーション専門病院、リハビリテーションセンター など

・高齢者福祉・保健領域

加齢による身体機能低下や認知症になった人が対象

勤務先:特別養護老人ホーム、老人デイサービスセンター、認知症専門病院、訪問リハビリテーション ほか

・こどもの福祉・療育領域

知的障がい、発達障がい、自閉症などにより、正常な発達段階を踏んでいる同年代の子どもと比べてことばに遅れがあり、集団や社会にうまくなじめない子たちが対象

勤務先:特別支援学校、小児療育センター、発達障がい児支援センター、児童デイサービス、幼稚園、保育所、小学校、中学校 ほか

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作業療法士と言語聴覚士の年収

引用:https://publicdomainq.net/calculator-money-receipt-0023445/
では、本題の年収の話をしましょう!
結論から言いますと、作業療法士も言語聴覚士も年収は勤務先によって差が出ます。
では詳細をお話いたしますね。

作業療法士の年収

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/3920

作業療法士の平均年収は、350万円~450万円程度です

この数値は、勤務先の規模や首都圏・地方を問わずに全国平均として出したものです。

また、昇給制度は、年齢と勤続年数に応じて年に1回昇給するというケースがほとんどです。

また、給与は低いけど、住宅補助などの福利厚生を充実させているところもあり、まちまちです。

結論としては、勤務エリアが首都圏の方が給与が高い傾向があると同時に、就職時には必ず昇給制度や福利厚生について確認して、どこに勤務するかを比較検討しておいた方が良いということです。

言語聴覚士の年収

引用:https://www.pakutaso.com/20120828219post-1794.html

言語聴覚士の平均年収は300万円~400万円程度で他のリハビリ職に比べると低めです。

理由としては、言語聴覚士は、1997年に制定されたばかりの資格で、取得者は20代~40代の若手が中心となっているからです。

平均給与が低めとなっていますが、これからキャリアを重ねていく人が増えるにつれ、平均給与や年収はほかの医療職と同程度まで高くなっていくと考えられます。

こちらも首都圏エリアの方が給与が高い傾向にあります。

作業療法士と同様に、昇給制度と福利厚生を確認しておくことは必須と言えるでしょう。
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作業療法士と言語聴覚士の勤務時間や休みについて

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/3249431

一生の仕事をするに当たって、給与もそうですけど勤務時間の長さや休暇のとりやすさも気になるところです。

人生は長いですから、仕事以外にも家族や友人と過ごす時間や趣味に使う時間も欲しいですよね?

では紹介していきましょう。

作業療法士の勤務時間・休みについて

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/1586478

勤務時間も勤務先によって変わる事が多いです。

どう違うかは大まかに以下の2パターンに分けられます。

急性期(病気のなり始め~症状が落ち着くまでの時期)病院勤務の場合

 

勤務時間

時間割のようにスケジュールが決まっているので勤務時間はかなり一定しており、毎日9時~17時前後の時間帯で働くケースが一般的です。

 

残業

ほぼありません、スケジュールが決まっており、緊急にリハビリテーションの予定が入ってくるということも滅多にありませんので、他の医療職(医師・看護師など)に比べたら残業が少ないと言えるでしょう。

しかし、就業後に勉強会という技術を勉強する時間が設けられている日があるので、毎日仕事が終わってすぐに帰れるということはありません。

また、この勉強会を残業とみなさない所もあるので、就職の際は残業手当がつくのかを確認しておきましょう。

 

休み

入院患者のために土日もリハビリが行われますので、カレンダーに関係なく、交代で休みを取るかたちになります。

基本的には週休2日制となりますが、連続で2日間の休みを取得できるケースはどちらかというとまれで、1週間のなかで別々に1日ずつ休みを取ることがほとんどです。

お盆や年末年始などの長期休暇も、まとめて休むことは困難であるようです。

老人ホームなどの介護施設勤務の場合

 

勤務時間

基本的には医療施設と変わりなく、あらかじめ決まったスケジュールをこなして働くところが大半です。

ですが、施設によっては介護福祉士ホームヘルパーといった福祉職と同じように、作業療法士にも介護業務が求められることがあります。

そうした職場ではシフト制となり、早番や遅番に加えて、夜勤もこなすことになります。

就職先を選ぶ際には、あらかじめ勤務体系をよく確認しておくことが望ましいでしょう

 

残業

急性期病院と同じです。

 

休み

入所者の容態が安定しているため、土日祝日にはリハビリを行わず、作業療法士も休みとなることが一般的です。

ただし、上述したように、介護業務もこなさなければならない職場では、病院と同じように交代制となり、休日は不規則になります。

言語聴覚士の勤務時間・休みについて

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/2900178

勤務時間

職場にもよりますが、勤務時間はだいたい8時から18時くらいの間で設定されており、1日の実働は7.5時間から8時間程度が一般的です。

急患の対応ということはほとんどないため定期的に休憩を取りやすく、あらかじめ組まれたスケジュール通りに仕事をこなす勤務形態になります。

仕事の量も1日でこなせる量であることが多いです。

大きな病院などになってくると残業が発生することもありますが、それでも休みを確実に取れるというのは大きいですね。

残業

言語聴覚士は、あらかじめ決められた人数に対し決められた訓練を行うため、ほかの医療職のように急患や突発的な事態に対応することはほとんどありません。

極端に長い労働時間になることはめったになく、残業があったとしても夜遅くまで仕事をするケースはそれほどありません

言語聴覚士にも勉強会はあるので、勉強会に残業手当がつくか確認しといたほうがいいですね。

 

休み

言語聴覚士の休日も、職場によって異なります。

土日が休みになっている職場もあれば、逆に土日出勤があり平日が休みになる職場もあるということです。

また、医療機関では日曜のみ定休で、平日1日休みというパターンも多くあります。

どのケースでも、休日の日数はほとんど変わりませんが、職場によっては「週休1日」というところもあるため、休日数が気になる人は事前にチェックしておくとよいでしょう。

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作業療法士と言語聴覚士の年収や休みを比較まとめ

引用:https://www.pakutaso.com/20180957255post-17430.html

作業療法士

・給料は勤務先によるものの、言語聴覚士よりも高め

・病院などは勤務時間は決まっていてスケジュール管理はしやすい

・介護施設勤務の場合は介護業務と兼任したり、3交代出勤の可能性もある

・休日は不規則になりがち

言語聴覚士

・作業療法士よりも給料が低いが、それは比較的新しい資格だからであり、今後上がる可能性は十分ありえる

・勤務時間は安定している

・職場によっては土日休みを取れる場合もあり

勤務先のよって左右される場合がほとんどですが、ある程度の傾向はつかめたと思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

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『給料が少ない』

『休みがない』

『貯金がない』

『今の職場はストレスが溜まる』

『人間関係に疲れた』

理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。

そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!

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私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。

この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣

実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。


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