現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。
理学療法士の職場の一つとして考えられる”教員”
学生時代の先生も理学療法士の資格を持っていませんでしたか?
今回は、理学療法士の資格を生かし教員になった場合の給料やお休みについて解説します。
Contents
理学療法士が教員になった場合の給料と休み
引用元:https://www.pakutaso.com/
「理学療法士の資格を生かして教員になりたい!」
「でも、そもそも給料ってどのくらいなんだろう?」
「休みってどのくらいあるの?」
そう思ったことはありませんか?
理学療法士の資格を生かして教員、素敵ですよね。
私もそう考えていた一人でした。
理学療法士の資格を生かして教員と一口に言っても様々な職場があります。
主には大学・専門学校、特別支援学校などです。
厚生労働省のデータによると理学療法士の一般的な年収は約408万円です。
そして、大学・専門学校、特別支援学校の教員になった場合の年収は…
大学・専門学校教員で年収500~600万円程度。休日は108~123日程度です。
特別支援学校教員で年収350~450万円程度。休日は120~140日程度です。
学・専門学校教員における理学療法士の年収は、病院や施設で働く理学療法士よりも高い傾向にあります。
また、前年度の実績から給料を交渉するところも多いので、頑張り次第で給料を上げることができる職場もあります。
特別支援学校の教員は公務員として扱われるので、初任給は低く年数を重ねるにつれて多くなっていきます。
休みの数は大学・専門学校教員、特別支援学校教員ともに、学生の休みに合わせるので、土日祝日休みなどが多く比較的安定した休日を取得することができます。
理学療法士が大学教員になるには
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理学療法士の大学は、一般大学と同じように4年生となっています。
学位・称号は「学士」が取得できます。
カリキュラムは国家試験を受けるのに必要な厚生労働省の指定内容になってきます。
大学の特色としては一般教養も学ぶことができることが挙げられます。
大学教員の応募方法
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大学教員の応募はほとんどが公募になります。
掲載方法は主に大学のホームページになりますので、気になる大学のホームページのチェックは必要です。
大学教員の条件
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条件としては「理学療法士の免許を有していること」、「理学療法士として臨床現場での経験が5年以上あること」の2つを満たしている必要があります。
そして、大学の教員として働く場合にはさらに「学位」の取得が必要になってきます。
つまり、専門学校を卒業したのみでは大学教員になる条件を満たせていないことになりますので注意が必要です。
大学教員になるためのポイント
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大学病院では研究実績が重視される傾向にあります。
例えば、どの学会でどんな発表をしたか、どんな研究をしてどのような論文を書いたかなどです。
セミナーや講習などではなく、目に見える形での研究実績が必要です。
理学療法士が大学教員として働くには経験年数や実績が必要になってきます。
臨床現場での経験とひとくくりにしても、職場によって異なる特色があります。
そのため、転職をして様々な経験をすることをお勧めします。
違う分野を経験するのもよいですし、自分の得意とする分野を違う職場で経験するのもよいでしょう。
どちらも今までとは異なる空気に触れることで視野が広がります。
また、その際には論文や研究発表を積極的に行っている職場がおすすめです。
臨床現場としての経験を積めるとともに、論文や研究などの実績を作ることができます。
私は、論文発表や研究などを積極的に行わない病院に勤務していました。
いくら私がそれをやりたくとも、そのような職場ではどうしてもやりにくいものがありました。
論文や研究などを積極的にやらないということは、自分が発表資料を作る際の質問などを誰にしたらよいのか分からなくなります。
そして、的確な指導やアドバイスをもらうのが難しかったのです。
その分、論文や研究発表を積極的にやっている職場に転職してからは、とてもスムーズになったことを覚えています。
実績を得るために転職はおすすめです。
また、学会などにも積極的に参加を促してくれるため、参加しやすい環境にありました。
転職の際は、そのような論文・研究発表がどの程度積極的に行われているかなども併せて見ることをお勧めします。
専門学校
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専門学校は3年制と4年制があります。
得られる学位・称号は3年制専門学校卒業で「専門士」、4年制専門学校卒業で「高度専門士」が取得できます。
カリキュラムは大学同様に国家試験の受験資格を得るために厚生労働省指定のものになってきます。
専門学校は、より実践的で専門的な勉強に特化しているところにあります。
専門学校教員の応募方法
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専門学校の教員の募集は大学教員とは異なり、一般求人と同じように転職サイトに載っています。
しかし、掲載数は少ないのが現状です。
では、どのように募集しているのかというとほとんどが紹介になります。
そのため、サイトでの募集が少ないのです。
専門学校教員の条件
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条件としては大学教員と同じように「理学療法士の免許を有していること」、「理学療法士として臨床現場での経験が5年以上あること」の2つを満たしている必要があります。
専門学校教員になるためポイント
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専門学校教員は紹介が主な就職方法になります。
そのため、ある程度人脈を作っておく必要があります。
学会参加を積極的にする、専門学校と関連のある臨床現場で働くなどがあります。
おすすめは転職をして専門学校と関連のある臨床現場で働くことです。
そうすることで、学会などで紹介されることなどが見込めます。
初めはバイトとして専門学校で講義を行い、後々教員に正式になった先輩も私の周りにはいます。
それらは、貴重な経験にもなります。
人脈や関係を作る意味でも転職はおすすめです。
特別支援学校
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特別支援学校は障がいのある子供たちが通う学校の一つの選択肢としてある学校です。
そのため、対象者は子供になります。
特別支援学校で理学療法士は、児童の姿勢や運動・動作の指導や体力の向上を目的とした仕事をします。
また、ほかの教員への姿勢や補装具などの使用方法の指導や地域との関係づくりもしています。
特別支援学校教員の応募方法
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大学や専門学校とは違い、特別支援学校の教員採用試験に応募します。
特別支援学校教員の条件
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特別支援学校で働くには理学療法士の免許に加え、特別免許状または自立活動教諭免許状(肢体不自由)の資格が必要になってきます。
教員免許を持っていなくとも、理学療法士の免許とどちらかの免許があれば働くことが可能です。
特別免許状とは、優れた知識経験のある者を教員として迎え入れることを目的として都道府県が与える免許状です。
自立活動教諭免許(肢体不自由)は教員資格認定試験によって合格した者に与えられる免許状です。
こちらのほうが比較取りやすいとされています。
特別支援学校教員になるためのポイント
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特別支援学校の教員になるためには一般的に免許獲得試験と教員採用試験の2回、試験を受ける必要があります。
また、免許獲得試験の勉強は養成校でのカリキュラムがないため、自ら学ぶ機会を持つ必要があります。
特別支援学校の教員を目指すのであれば、小児リハビリに特化した職場がおすすめです。
勿論ほかの職場を経験してからでも遅くありません。
小児リハビリに特化した職場であれば、自己学習もはかどりやすく、それに関連した勉強会などの情報も入りやすくなるからです。
理学療法士が教員になるメリット・デメリット
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大学・専門学校では、自分が通ってきた道を今度は自身が教員となり生徒たちに教えるという立場になります。
臨床現場では経験することのない生徒に教えるという経験ができ、わかりやすく説明する力を身に着けることができます。
経験の多い理学療法士が集まる場でもあるので、様々な情報交換もできます。
特別支援学校では子供と教員へのサポートを主とします。
子供たちの成長をよりしっかりと近くで見ることができ、教員として医療者として両方の視野を広げることができます。
地域と子供たちとの懸け橋になりこともあり、様々な経験ができます。
デメリットとしては、大学・専門学校では臨床現場を離れてしまうことが挙げられます。
また、教える分野によって追加の勉強も必要になりますが、これは今後も役立つ知識なのでそれほどデメリットにならないかと思います。
特別支援学校では理学療法士以外の仕事も入ってくることです。
メリットとして挙げた地域との懸け橋も、理学療法士の専門の仕事かと問われればそうではない仕事になります。
しかし、地域とのつながりをサポートすることは理学療法士として働くうえで必ずプラスになります。
まとめ
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理学療法士が教員として働く場合の職場としては、大学、専門学校、特別支援学校があります。
大学・専門学校、特別支援学校の教員になった場合の年収は…
大学・専門学校教員で年収500~600万円程度。休日は108~123日程度です。
特別支援学校教員で年収350~450万円程度。休日は120~140日程度です。
どの職場でも臨床経験や、専門分野での経験が必要です。
その経験を積むためにも、自身の目標にあった職場への転職はおすすめです。
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『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
現状に不満があるなら転職しましょう!
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私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。