放射線技師と理学療法士の給料を比較

現状に不満があるなら転職しましょう!

現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!

私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。

この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣

実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。


放射線技師と理学療法士。
同じ医療現場で活躍している2つの職種、給料を中心に調べてみました◎

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放射線技師の給料

引用元:https://www.photo-ac.com/

最近のドラマでも取り上げられていた放射線技師。
見えない病気に気付ける部門として、病院の中でも大切な働きをしている診療科です。

技術が必要な仕事としてもイメージがよく沸くと思いますが、お給料はどれくらいもらっているのでしょうか…?

平均相場

2018年度の厚生労働省の調査によると、放射線技師の平均給与は以下の結果になりました。

平均年収:5,129,900円(=約530万円)
月額  :348,600円 (=約35万円)
ボーナス:946,700円 (=約95万円)

全体での平均では350万円~550万円が一番多く管理職だけでみると500万円~700万円程になるとのこと。

医療の専門職だけあって、やはりいいお給料をもらってるのですね!
医療の専門職の中で比較しても、医師・薬剤師に次いで、第5位
看護師よりも高い金額になっています。

ただ、平均を底上げしているのはやはり定年前の50代
新卒にあたる20代前半の調査結果では、平均年収は359万円ほど、月のお給料では27万円ほどだそう。

一般企業の金額を思えば、かなり高収入であると言えます!

放射線技師の仕事

そんなに高い給料をもらっているのはなぜなのか?と考える人も少なくないはず。
主には、医師が診断するにあたり、画像情報での検査結果を提供する役割を果たしています。

日々の検査においては、レントゲンやMRIなど、機材を用いて診断することがほとんど。
そのため、転職先に医療機器メーカーの営業を選ぶ人も多いのだとか。

また、数少なくはありますが、がんの放射線治療も担当できる資格です。
常に危険と隣り合わせだからこそ、この金額をお給料としているのも正直なところです。

辛いポイント

放射線技師自身は、医者ではありません。
そのため、あまり治療・診療に関して口出しできる権限がないのが正直なところ。

ただ、最近は「チーム医療」を掲げ、どの部署にも発言権もあり、
病院全体で協力して患者さんの完治を目指す風潮が強まってきています。
ここに関しては、施設によりけり、と言えましょう。

また、技術は日進月歩でどんどん発達していっています。
使う機材なども様変わりをしているため、資格取得後もコツコツと勉強できる人でないと
なかなか仕事を続けることは難しいかもしれません。

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理学療法士の給料

引用元:https://www.photo-ac.com/

全体の6割が医療現場で働いていると言われる理学療法士。
最近では、介護現場にも活躍の場を徐々に広げつつありますが、お給料の実態はどうなっているのでしょう?

全体で見ると、2018年度の厚生労働省の調査において、平均年収は409万円という結果でした。
日本全体での平均年収が420万円ほどと言われているため、平均的~若干低い印象です。
あくまでも平均値ですので、409万円より高い人もいれば低い人もいるので、焦らないでくださいね!

まず、大前提で言えることが、理学療法士の給料は、勤務先によって金額が上下すると言えます。
総合病院・クリニック・訪問リハビリテーション・機能回復指導員の4つの観点から比較してみましょう!

総合病院

まず、一番オーソドックスな総合病院からです。
ここでは、診療科目が多々あり、入院設備も整っている施設を想定しています。

年収相場で280万円~400万円ほどですので、最低ラインで月額約23万円
おおよそ、新卒社員レベルの金額であると推察できます。

施設の規模に問わず、法人の基盤がしっかりとしているため
月の給料こそ低いですが、昇給・ボーナス、昇進後の手当て等は手厚いところが良いところ。

長く働くことを検討している人にとっては、最初のうちは苦しくても
徐々に上がっていくと思うと良い環境なのかもしれません。

クリニック

総合病院とは違い、整形外科など、専門診療科目で開院されているような施設を指します。

年収相場は300万円~400万円で、単純計算でも月額約25万円ほど

総合病院よりもいい数字が出ていますが、昇給率やボーナスはあまり期待ができず
入社してから給料がずっと横ばい、という人も珍しくないそうです。

ただ、「時間」に関しての融通はかなり効きやすい職場環境だと言えます。
入院設備もないところが多いので、施設が動いている時間が決まっていますし、そのおかげで残業も発生しづらいそうです。

また、施設によっては従業員同士で施術以外の業務分担を推し進めることで、人件費の削減に成功し、お給料でかなり還元してもらえるところもあるんだとか。

1人あたりの業務量は大きくはなりますが、理学療法士としてだけではなく、もっとマルチに仕事ができる人になりたい!と考えている人には向いているかもしれません◎

訪問リハビリテーション

理学療法士も徐々に介護業界に活躍の場を広げているのですが、その代表格とも言えるのが、理学療法士が患者さんの元に出向く「訪問リハビリテーション」です。

他の職場と圧倒的に違うのが、何件訪問に行ったかで報酬を付与する「インセンティブ制」が設けられていること。
普段なかなか評価しづらい理学療法士の職務内容ですが、何件訪問したか、というわかりやすい判断基準であれば、頑張るベクトルがわかりやすいところも良いポイント。

訪問リハビリテーションの年収相場は300万円~500万円ですので、単純計算かつ最低金額で、月額約25万円ほど
ここにインセンティブが乗る形になりますので、より高収入が望めそうです!

行けば行くほど給料が上がるため、モチベーション高く仕事ができますね!

機能訓練指導員

近年、介護福祉施設には、必ず1人「機能訓練指導員」という、リハビリテーションの専門担当者を設けることが必須条件になりました。

そのため、今増えつつあるのが機能訓練指導員の求人なのです。
理学療法士や看護師・柔道整復師など8つの国家資格のうち、どれでも1つを持っている人ならばどなたでも無試験で従事できる職種です。

特殊な職種であるため、月の平均給与額で35万円程度。
単純計算で年収に換算すると、420万円ほど。

資格が必要であるために、お給料も若干高めの傾向にあります。

今後、どんどん広がっていくであろう介護でのお仕事。
パイオニアとして一足お先に務めてみてもいいのかもしれません。

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理学療法士が給与UPするには

引用元:https://www.photo-ac.com/

働く施設によって、それぞれに特徴があることは前項でお伝えしました。
それを経て、年収UPがしたいと考える方にお勧めしたいのは、「訪問リハビリテーション」と「機能回復指導員」の2つです!

介護需要の上昇

時代の流れに逆らえないのが、高齢化社会。
高齢者人口がこの先増え続けることは目に見えています。

そのため、需要が圧倒的に上がってくる業界で、一足先に働き始めることは、長く働くことにも、ゆくゆくは「良いポジション」で働けることも狙えるきっかけになるのではないかと思うからです。

ただし、それぞれに注意点があります!

「訪問リハビリテーション」の注意点

訪問リハビリテーションは、患者さんの元に行けば行くほど収入が上がる仕組みになっています。
日に5件以上のアポイントを入れてる方も多く存在するようですが、患者さんのことでも、自身のことでも、気を付けたほうが良いことがあります!

まず、患者さんについてなのですが、リハビリテーションの予約を入れ続けてくれることは、ありがたいことではあるのですが、それと同時に、「回復していない」ともとれる結果でもあります。

患者さんの中にはずっとこの症状と付き合っていかないといけないのかリハビリを終わらすことはできないのか、とネガティブになっている方も少なくありません

なので、心のケアには最大限注力してあげてほしいことと、患者さんが前向きにリハビリに挑戦できるよう、理学療法士から舵取りをしてあげることが重要になってきます。

そして、理学療法士さん自身のキャリアプランについても、方針を持っておいてほしいのです!
訪問リハビリテーションは、訪問すればするほど給料UPが可能にはなりますが正直、体力勝負であることは目に見えています…

長く続けることを考えたときに、ずっとそこにいることが正解なのか、将来どういう風に働いていたいのか、を明確に持っていないとただただしんどいだけで終わってしまいます!

経験を積むにはとても良い環境だと思いますので、自分の得たい経験などをしっかりプランを立ててくださいね!

「機能回復指導員」の注意点

高額な平均月収をたたき出している機能回復指導員ですが、注意していただきたいのが、施設としては「プレーヤー」としてではなく、「マネージャー」として理学療法士を迎えたいということ。

そのため、周りを見て指導をしていく立場であるのは間違いないですし、現場にいながら、並行して指導もしなくてはいけない環境になります。

ただ高給取りになりたいだけでは務まりませんし、医療機関からの転職となると、利用者さんとの意思疎通の難しさに頭を抱える人もいるかもしれません。

そういった経験と覚悟がある人でないと務まらない仕事ですので、転職を考えている方は、心して臨んでくださいね!

過去に給料を上げる方法やキャリアアップの方法について書いた記事がありますので、気になる方はこちらも読んでみてください!

PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!

『給料が少ない』

『休みがない』

『貯金がない』

『今の職場はストレスが溜まる』

『人間関係に疲れた』

理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。

そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!

現状に不満があるなら転職しましょう!

現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!

私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。

この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣

実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。


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