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理学療法士の収入は医療業界の中でそれほど高いとはいえません。
初任給は民間企業のサラリーマンよりも高いかもしれませんが、その後なかなか年収が上がらず苦労している理学療法士の方もたくさんいます。
今後、さらに高齢化社会が加速する日本においてリハビリの専門職である理学療法士は欠かせない存在となります。
そこで今回は理学療法士の収入の実態と給料を上げるためにはどうしたら良いのかということについて解説していきます!
Contents
理学療法士の給料の実態
引用:https://www.anetosu.jp/recruiting/recruit/physical_therapist.html
理学療法士の平均年収はおよそ400万円〜420万円といわれています。
国家資格であり、リハビリの専門職である理学療法士ですが、それほど年収は高くないようです。
超高齢化社会をむかえている日本では医療や年金にかかる社会保障が日本の財政を圧迫しつつあります。
今後、高齢化が進むとますます医療や介護に必要な財源を確保することが難しいでしょう。
これにより理学療法士の給料にも大きな影響が及んでおり、年収が伸び悩んでいる傾向にあるようです。
昇格や昇給は難しい
管理職になったり、長期間働くことで給料が上がるのでしょうか。
結論から言うと、管理職はかなりの狭き門であり、長期間働いたり、技術を身につけたからといって給料が上がることは難しいようです。
高齢化が進むと同時に、理学療法士の人数も年々増えており、上の世代も現役で働いている方も多いため、管理職のポストになるにはかなり難しいのが現実です。
また、知識や技術を身につけたからといって、直接的に給料が上がるわけではありません。
初任給は高いがそれからの給料は伸びにくい
理学療法士の給料は国から支払われる保険である「医療報酬」や「介護報酬」から得ています。
医療に対して支払われるお金は、国が定める制度によって管理されています。
理学療法士は会社員と同様に、治療や技術を患者に提供することで、その対価として保険から金銭をもらいます。
そのため、理学療法士が治療できる患者の人数や時間には制限があるため、給料の上限もそれによって限られています。
つまり、理学療法士が稼げるお金には上限があるということです。
理学療法士の給料が上がらない理由
理学療法士の給料が上がらない理由は主に2つあります。
・医療制度上の制限がある
・理学療法士が増加して供給過多になっている
ということです。
ここでは理学療法士の給料が上がらない理由について解説していきます。
医療制度上の制限がある
リハビリの分野だけでなく、医療職の給料は国の法律から影響を受けています。
作業療法士の場合、給料の算定方法が決まっており、それが以下のような内容になっています。
・20分間(1単位)あたりの金額が決まっている
・1日8時間(24単位)が上限である
この他にも会議や書類の整理や処理があるため、実質的に働けるのは1日あたり18単位ほどとなっています。
そうなる処理できる単位数が減るため給料も減ってしまいます。
医者の場合、スキルや知識、経験によって、1日に診察で診れられる人数を増やすことができるため、収入を増やすことができます。
理学療法士は国の制度によって、収入の限界が決まっていることになります。
理学療法士の人数が増加して供給過多になっている
老人の人口が増加しているため、理学療法士の需要が増加していることは間違いありません。
しかし、理学療法士が増えれば増えるほど、国の財政が圧迫されていることを忘れてはいけません。
理学療法士や作業療法士などのリハビリ関連の専門職の養成学校は近年増加傾向にあり、年間で約1万人の理学療法士が社会に出ています。
約20年前は年間で2000人の理学療法士しか誕生していませんでしたが、近年では年間に約1万2000人の理学療法士が誕生しています。
国の医療費や財源から理学療法士や作業療法士などのリハビリの専門職の給料が出ているため、人数が増えるほど、国の財政を圧迫することになります。
さらに、これだけ理学療法士が増えることで専門性や資格の価値が低下するのではないかという懸念点もあります。
今後は理学療法士の制度についても変更がされ、理学療法士に関する新たな制度ができるかもしれません。
引用:https://ten-navi.com/hacks/salary-6-7768
理学療法士が年収をアップさせる方法
理学療法士の給料は医療費や国の財源に頼るばかりで、上限が決まっているということは先ほど述べました。
それでは理学療法士が給料をアップするためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
ここでは理学療法士が給料をアップさせる方法を3つご紹介します。
起業・独立する
1つ目は理学療法士の経験と知識を活かして起業や独立をする方法です。
これまで説明したように、理学療法士が通常の病院や施設に長年勤務したとしても年収1000万円以上を目指すというのはかなり厳しいです。
理学療法士の中には起業や独立をする人もいます。
日本ではまれであり、実現の可能性はまだ不透明なところが多いですが、少なからずいます。
開業をしたとしても医療保険が使えないため、患者は全額自分で支払う必要があります。
そして設立した会社がうまくいけば、年収1000万円以上を得ることも可能です。
ただ、独立や起業には、経営者としての知識が必要であり、失敗すれば借金を背負う可能性もあります。
しっかりと対策を行ってから開業するようにしましょう。
現在よりも高収入な職場に転職する
理学療法士の平均年収は400万円〜420万円ですが、実際には働く職場によってかなりの開きがあります。
例えば訪問看護ステーションの場合、新卒2年目、3年目の若手の理学療法士であっても年収500万円代、600万円代を稼ぐことができる職場もあります。
理学療法士というと病院や施設での勤務がほとんどだと思われますが、介護施設での勤務も可能です。
現在は全体的に介護分野の職場の方が高収入であるようです。
特に、訪問看護ステーションやデイサービスなどの職場では高収入の傾向があり、個人の頑張りによっては年収700万円も目指すことができるようです。
その他にも医療関連の一般企業への就職や特別養護老人ホームでの勤務も理学療法士であれば可能です。
副業をする
最近ではどの職業でも副業の動きが高まっており、様々な情報が溢れています。
ここでは理学療法士としての資格を活かした副業をご紹介していきます。
理学療法士の資格を活かした副業は以下の3つになります。
・専門学校などで非常勤講師を務める
・他の病院や施設でアルバイトや派遣社員として働く
・セミナー講師を務める
どれも理学療法士の資格があるからこそできる副業です。
副業では本業と異なり、あまり時間をかけることができません。
資格という強みを活かして副業を行うことでより効率的に稼ぐことができます。
最初は副業と聞くとハードルが高いように感じますが、まずはできることから空いた時間で始めてみてはいかがでしょうか。
引用:https://job-medley.com/pt/
給料をアップしたいと思ったら転職がベスト
理学療法士は国の財政によって影響を受けており、給料が安く昇給もしにくいです。
そう考えると難易度が比較的低く給料をあげるには、転職がベストだと思います。
これまでの国の制度などを考えると、理学療法士の給料が上がるとは考えにくいです。
またリハビリの仕事は肉体労働が多く、途中で体を壊し辞めていく人も多いです。
今の給料や待遇に不満を感じているのであれば、別の施設や病院、一般職への転職を考えてみるべきです。
医療職から一般職への転身には勇気が必要ですが、様々な職業があるため自分にあった選択をすることができるはずです。
引用:https://axxis.co.jp/magazine/316
まとめ
今回は理学療法士の給料の現状や給料をあげる方法についてご紹介しました。
給料をあげるためには今の職場で働き続けるだけでなく別の選択肢も視野に入れながら行動するべきです。
また、高収入を得るためにはそれだけ努力しなければならないのも事実です。
まずは自分にできることから行動を始めてみてはいかがでしょうか。
PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!
『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。