現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。
皆さんはボーナスをどう使っていますでしょうか。
ずっと買いたかったものが買えたり、貯金が一気に増えたり、たまには贅沢においしいものを食べたり使い道は人それぞれです。
ボーナスの時期になるとどんな使い道にしようか考えるのが楽しみですよね。
けど、自分のもらっているボーナス額って多いのか少ないのか気になりませんか?
ボーナス時期にはニュースで大企業の平均賞与が発表されていますが、経団連の調査結果によると2019年冬の賞与は平均約95万円だったようです。
自分のもらった額と比べ多かったでしょうか?少なかったでしょうか?
他の企業の額も気になりますが、理学療法士として働いている人はどれくらいもらっているのか気になりますよね。
ボーナスは仕事のモチベーションの一つとも言えますし、自分の職場のボーナスが多いのか少ないのか知っておくことで、職場を選ぶ一つの見方になると言えるのではないでしょうか。
ここでは意外と知らない理学療法士のボーナスと退職金についてご紹介します。
一般企業サラリーマンのボーナスと退職金はどのくらい?
画像引用元:https://www.pakutaso.com/20170653177post-12209.html
①そもそもボーナスと退職金って?
・ボーナス(賞与)の仕組み
ボーナス(賞与)は月の決まった給与とは別に支払われるものであり、一般企業の場合にはボーナスを支払うことは法律で定められていません。
会社によって支払う金額や時期が決まっていて、中にはボーナスなしという会社もあるようです。
ボーナスには主として大きく2つのケースがあり、業績に連動して支払われるものと、個人の業務成績によって支払われるもので、会社によって仕組みが定められています。
公務員の場合にはボーナスが法令で定められていて、基本給x定率で計算される期末手当と個人勤務成績によって決まる勤勉手当の合算でボーナス額が決まるようです。
ほとんどの場合、基本給がベースに計算されますので、勤続年数によって基本給が高くなるにつれボーナス額も多くなっていきます。
管理職になると業績によってボーナス額が大きく増減するような会社もあり、会社の考え方が表れるポイントの一つと言えます。
・退職金の仕組み
退職金とは会社を退職する際に支払われるもので、ボーナスと同じように法律で定められた制度ではなく、会社によって退職金の有無、金額が異なってきます。
退職金の種類としては主に以下の3種類あると言われております。
退職一時金:退職時に一定金額が支払われるもので、多くの人がイメージする退職金はこの退職一時金にあたると言えます。
退職年金:退職後一定期間、一定金額を支払うというもので「年金」という呼ばれ方をされています。
前払い制度:退職前に給与に増額する形で一定金額が支払われる制度で、近年増加している制度と言われています。
基本的には長年勤めてきた人を対象とする制度であるため一定の勤続年数以上でないと支払われない会社が多く、勤続年数3年以上から退職金が発生する会社が多いと言われています。
・自分の職場の制度が知りたい!
大抵の職場は就業規則にボーナスと退職金制度についての記載がありますので、一度目を通しておくことをおすすめします。
転職をお考えの方は、求人票を見ると「賞与基本給〇か月分」などの記載があったり、退職金については「退職金制度あり」という記載が求人票にあったりしますので参考にしてください。
②一般企業サラリーマンのボーナス平均は?
平成30年賃金構造基本統計調査によると、すべての産業を合計した算出結果では30~34歳の平均年間賞与は約83万円というデータになっています。
男性だけで見ると約92万、女性だけで見ると約65万という結果でした。
基本給換算とすると約4か月分くらいと言えるのではないでしょうか。
出典:厚労省 平成30年賃金構造基本統計調査 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/index.html
③一般企業サラリーマンの退職金平均は?
一般的な計算としては、勤続年数x基本給x給付率となっていて、給付率部分が会社によって多かったり少なかったりすると言われています。
平成29年賃金事情等総合調査によると、勤続年数10年で自己都合退職した場合の退職金は約190万円となっており基本給換算5.5か月分となっていますので、給付率が約0.6で算出されている計算になると言えます。
勤続年数が10年程度まではほぼ計算式に当てはまるような数値となっていると言えますが、勤続年数が長くなるほどもらえる割合も増えていく傾向になっているようです。
出典:中央労働委員会 平成29年賃金事情等総合調査 https://www.mhlw.go.jp/churoi/chousei/chingin/17/index3.html
いかがでしたでしょうか?
それでは次に理学療法士のモデルについてご紹介します。
理学療法士の退職金やボーナスの相場はいくら?
画像引用元:https://www.pakutaso.com/20161224348post-9817.html
①理学療法士のボーナス平均
理学療法士(調査結果としては理学療法士と作業療法士を合わせた数字)の30~34歳の平均年間賞与は約65万円というデータになっています。
男女別では、男性約68万円、女性約62万円という結果であり、一般企業と比べ男女での差が少ないという結果になっていました。
基本給換算とすると約3か月分くらいと言えるのではないでしょうか
すべての産業を合計したものでは年間賞与が約83万円でしたので、低めの結果であると言えます。
出典:厚労省 平成30年賃金構造基本統計調査 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/index.html
②退職金
理学療法士の退職金についての調査結果はなく、これと言ったデータはありませんが、基本的は勤続年数x基本給x定率という計算式で算出されると言えるのではないでしょうか。
ボーナス額が一般企業より低い傾向であることを考慮すると、退職金についても低めの金額であると言えます。
具体的な金額を計算したいと考えている方は、一度職場の退職金制度を確認してみることをおすすめします。
今まで知らなかっただけで、金額のモデルが載っているかもしれませんよ!
いかがでしたでしょうか?
自分より多いと思った方も少ないと思った方も様々だと思います。
どちらにせよボーナスや退職金は多くもらえたほうが嬉しいですよね。
でもボーナスや退職金の多い職場ってなかなか見つけられないと感じませんか?
求人票を見ても月の給料は載っていますが、ボーナスや退職金の目安を載せているところは少ないですよね。
年収を上げるために転職を考えている人にはボーナスも重要なポイントですので、次にボーナスが多くもらえるような職場についてご紹介します。
ボーナスがたくさんもらえる職場は?
画像引用元:https://www.pakutaso.com/20140250033post-3768.html
①職場規模でボーナス額が変わる?
理学療法士(調査結果としては理学療法士と作業療法士を合わせた数字)の職場規模別のデータを見ると、規模が大きいほどボーナス額が多くなる傾向があると言えます。
職場人数は病院が多い傾向があると言えますので、病院のほうが比較的ボーナス額が多くなる可能性があると言えます。
一般的に平均年齢が高い職場は給与額も高い金額になりますが、同世代のボーナス額で比べても職場規模によって多くもらえる傾向になっていますので、規模が大きい職場のほうがボーナス額が多いと言えるでしょう。
出典:厚労省 平成30年賃金構造基本統計調査 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/index.html
②意外と知らない?インセンティブ制度のある職場!
年収を考えると、基本給やボーナスに目が行きがちですよね。
先ほどの調査結果を見ると規模の大きい病院のほうがボーナスが多くもらえていいのかなとも思ってしまいますが、訪問介護などの少人数の職場でもインセンティブによって収入を上げることが可能な職場もあります。
訪問介護などの施設では、1日である程度決められた訪問件数を超えて仕事をこなした分をインセンティブとして給与に反映するようなところが多く、自分が頑張った分だけ給与がもらえるという嬉しい仕組みになっています。
実際の求人票を見ても「インセンティブ制度あり」などの記載がある求人もありますので、収入を上げたいと考えている方は一度調べてみてはいかがでしょうか。
③ボーナスはほど良い?基本給〇か月分という落とし穴に注意!
ボーナスが多いと給料が高いという印象を受けがちですが、意外な落とし穴がありますので転職の際は注意しましょう!
基本的にボーナス額は業績や個人成績の合計額を基本給〇か月分と記載する求人が多いですが、基本給4か月分だとしてもその基本給が低ければ基本級2か月分と同等になる可能性もあると言えます。
求人票には基本給+手当で月給を記載している場合もあると言われていますので、一見収入が多くもらえそうな求人であっても意外な落とし穴がある可能性がありますので注意が必要です。
さらにボーナスは会社都合でカットすることが可能ですので、会社の業績によって大きな年収減になる可能性もあると言えます。
実際の面接でお金のことを聞くなんて気が引けますし、マイナスイメージを与えないか心配ですよね。
求人票を見ただけではわからないことがあれば、転職エージェントに相談することをおすすめします。
まとめ
・理学療法士のボーナス平均は年間約60万円、基本給3か月分ほど!
・退職金は職場によって制度に差があるので一度調べてみよう!
・職場規模が大きいほど収入は増加傾向にある!
いかがでしたでしょうか?
年収を上げたくて転職を考えている人にとっては、ボーナス額というのは職場選びの重要なポイントの一つではないでしょうか。
ボーナス額だけで職場を決めるのはあまりおすすめできませんが、転職をお考えであれば、年収に大きく影響するボーナス額についても事前に調べてみることをおすすめします。
PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!
『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。