現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。
「医療資格」として認められている理学療法士…
フリーランスとして働くとしたら、どうすればいいのでしょう?
Contents
理学療法士の資格だけでは「開業できない」
フリーランスとして活躍することをイメージした時に真っ先に浮かぶのは
「自分の施術所を持つこと」ではないでしょうか?
いわゆる「自営業」に当たりますが
これぞフリーランス、という印象を持つ人も少なくないはずです。
自分の働きたい時間に施術所を開け、休みたいときに休める、
それが実現できる環境だと想像がつきますもんね。
がしかし、日本の理学療法士の資格だけでは開業できないのはご存知でしたか?
え?接骨院や整骨院に理学療法士さんっているんじゃないの!?
と思った方も少なくないのでは?
理学療法士は独断で医療行為を行うことはできず、
医師の診断に基づいての施術をしないといけないため、開業を認められてないのです。
リハビリテーション単体でのビジネスも、なかなか難しそうですもんね…
そこで、ご自身の医院を持つために、他の資格を取ってみなさん開業されているんです…!
じゃあ一体何の資格を取ればいいのでしょう?少しご紹介します◎
こんな資格を取ってます
理学療法士のハンデといえば、開業できないこと。
傾向としては、開業権がある資格を取得する人が目立っているようです。
柔道整復師
接骨院や整体院で体を直してくれるのが、この柔道整復師。
理学療法士がリハビリのプロならば、柔道整復師さんは急性のケガを治すプロ!
資格同士の応用が利く部分も多かったりするため、理学療法士が取得する資格ナンバーワンとも言えましょう◎
こちらはもちろん、開業権が認められている資格ですので、整骨院や整体院として開業する人がほとんど!
最近では、美容領域にも進出し、小顔矯正や骨盤矯正をベースに
女性をターゲットに呼び込みをしている接骨院も増えてきていますね!
あん摩マッサージ指圧師
こちらも同じく、開業権がある資格で、指圧マッサージで体の不調を改善する療法です。
マッサージってリハビリでもしているのではないの?と思う方も多いと思いますが、
理学療法士たちは、リハビリテーション、つまり元に戻す回復行為をターゲットに
様々患者さんへアプローチをかけていきます。
一方、あん摩は中国古来の療法で、押す・撫でるを行い、血行促進を促すもの。
マッサージはヨーロッパで行われた皮膚への刺激で血流を行うことを指すため、目的が全く違います。
リハビリテーションで目標としている動きやレベルに到達するために
あん摩・マッサージが存在するといったところでしょうか。
コリや筋の緊張をほぐすことにもつながりますので、施術の幅を広げるのには最適かもしれません。
また、お客さんの層もどこかに疾患を抱えている患者さん、というよりは
体が凝っていて困っているというような健常者さんもターゲットにできるため
来訪されるお客様の幅もまた広がりそうですね!
鍼灸師
鍼灸師も開業権がある資格で、読んで字のごとく、
「針(鍼)」や「お灸」を使い、体のツボを刺激し自然回復・自然治癒力を高める療法です。
「鍼」は裁縫で使う針よりも10倍ほど細いものを使い、体に刺していくものになります。
細いだけでなく、先端も丸くなっているため、体に刺しても痛みを感じないので
顔に刺したりする美容鍼や、頭のコリをほぐすために頭に鍼を刺したりと、様々な部位に使えます。
「灸」は薬草が原料になっている「もぐさ」を使い施術します。
ツボの位置にもぐさを置き、火をつけることで熱を発生させ、その熱の力で治療をするというものです。
冷え性の方に向いていたり、妊婦さんが逆子を戻すのに使ったりと、かなり歴史が長い療法です。
鍼にしてもお灸にしても、薬品を使わないのがメリットでもあり、
赤ちゃんや妊婦さん、授乳中のお母さんにも施術できることから、世界的に注目を集めています。
ただ、「鍼灸師」と呼ばれるくらいなので、一つの資格なのかと思いきや
「鍼」と「灸」で別の国家資格になります。
同時受験をするならば、共通科目の試験は免除されるそうですが、いずれも合格率75%ほど!
国家資格の受験勉強が必要な資格ではありますので、スケジュールや勉強の配分などしっかり準備を!
開業のリスク
開業権のある資格を中心にご紹介してきましたが、
何はともあれ、資格を取ったからすぐに開業!と焦るのは禁物…
はじめから集客が多く、常に忙しく、大繁盛している!なんて医院はめったにありません。
一番最初につまづくのは、お客さん集めです。
どんなに施術がうまくても、客足が遠のいてしまうとさすがに売上維持も難しくなりますし
赤字経営だって覚悟しないといけないでしょう。
ですので、資格取得に成功したら、その資格を活かしてどこかの施術所に一回は所属することをお勧めします。
ちょっとした修行・鍛錬だと思って技術を磨くことと、
患者さんや業界関係者とコネを持つこと、どこに開業するか立地の情報をつかんだり、
しっかり準備期間を経て開業にトライしてくださいね!
施術所を持たない真のフリーランス
さて、自営業としてフリーで働くことをお話してきましたが、
今や店舗も持たず、まさに「真のフリーランス」として働くスタイルもあります。
自営業、というよりは「個人事業主」として、店舗を持たず、その身一つで経営していく手法です。
売上が自分のアクションで左右する
この個人事業主スタイルは、自分の努力と発想で収入が増え、自分の技術を磨き、お客様にさらに満足してもらうことはもちろん、時には営業として、クライアントと交渉をしたりする場面もあります。
頑張ったら頑張った分、収入が増える形になります。
企業にいれば、自分のアウトプットの質がよかろうが悪かろうが金額は一緒だったと思いますが、フリーランスの場合、自分で自分の技術に金額を付けられます。
その分、クライアントから頂戴する金額に、責任感を感じる人も多いんだとか。
ちゃんと金額に見合った施術・サービスをしないといけませんからね。
ワークライフバランスの充実
自営業でもワークライフバランスについては触れてみましたが、店舗を持たず、一人で仕事をする個人事業主は、より一層時間に自由が利きます。
休みたいときに休み、行きたいところに行きたい時に行き、更には働きたい人と働く、が実現できるのがフリーランス。
職場でのストレスとはほぼ無縁になれますね!
ただし、スケジュール管理と売上管理もご自身の仕事に含まれてきます!
休みすぎたら収入が減り、過密すぎても疲れが溜まる…
いい塩梅をつかんで、無理のない忙しさにしたいものです。
自分のキャリアや方向性を決められる
企業の中の一員でいると、一緒に働くメンバーとのバランスであったり、他人から見た得手不得手の評価であったり、1人で働いているのではないからこそ自分の仕事の領域や、キャリアアップの方向性を希望通り歩むことは不可能です。
しかし、フリーランスになると、自分が突き詰めたい専門領域や身につけたい技術・知識であったり、自分のこれからの方向性の舵取りはすべて自分の思いのままできます◎
そのため、フリーランスになった理学療法士さんの中には今までの研究や業務上の経験を元に執筆活動をされる方も多いですし、学会の講師やゲストとして活躍される方も増えています!これは、なかなか企業に所属しているとできない経験ですね!
ただし、成功している道はみんなが歩きたい道でもあります。
執筆している人が多いと言えど、全員が同じことを書いているのでは意味がないですし
読者からすれば面白みに欠けると感じる方も。
だからこそ、自分の強みや研究を推し進めたい領域を明確にし、自分の足で経験と知識を獲得していくことがフリーランスには求められます。
フリーランスになる前に
独立するとなると、イチから全部自分で選び、考え、行動することが当たり前になりますし、自分を磨くことと人に尽くすことを、常に求められます。
成功か、失敗か、それすら判断するのも自分自身。
ある意味プレッシャーも感じる場面だって多くなるはずです。
それを跳ね除けるのは、いつだって自分の経験を元にした判断力です。
独立する前に、自分の知識や実力を見直し、新たな場所で勉強することも選択肢の一つにしてみても良いかもしれません◎
あえて転職することによって、人脈も増えますし、ビジネスチャンスや突き詰めたい分野などにも出会えるかもしれません!
交渉があまり得意ではないな、と思う人は、一旦営業の経験を挟んでみることもいいかもしれませんし
開業を目指したい人であれば、その資格を活かして経営してみたい医院に転職して良いところ・悪いところなど、ご自身で体感することも悪くないでしょう。
フリーランスを目指す前に、ご自分のキャリアも見直してみてくださいね!
PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!
『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。