現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。
引用:https://publicdomainq.net/businesswoman-jump-job-0020648/
「作業療法士として経験を積んだから、年収を増やしたい・・・・・・、訪問リハビリってよく聞くけど実際はどうなのかな?」
「転職予定はないけど、訪問リハビリって実際に働くとどんな感じになるの?」
働いていると、そんな疑問がでてきますよね?
この記事ではそんな方たちのために「訪問リハビリで作業療法士に求められる役割」「訪問リハビリに転職するメリット」の2点に焦点を当てて紹介しています。
お役に立てたら幸いです。
Contents
作業療法士の訪問リハビリって何をするの?
引用:https://www.pakutaso.com/20180928253post-17393.html
訪問リハビリテーションとは
病院、診療所、介護老人保健施設の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が利用者の自宅を訪問して心身の機能の維持・回復、日常生活の自立を支援をするサービスです。
主な業務として理学療法、作業療法等のリハビリテーションを行う他に介護する家族へのアドバイス・相談・指導を行います。
リハビリテーションの対象者
引用:https://www.pakutaso.com/20180934261post-17537.html
訪問リハビリテーションの対象者は、要介護1以上の方で、主治医が以下のような理由で訪問リハビリテーションの必要性を認めた人です。
- 筋力が低下して歩くことに不安がある。
- 手の動きが悪くなってきた。
- 言葉がはっきり出せずに会話に支障が出ている。
- 日常生活に対して不安な部分がある。
- 食べ物にむせるようになった。
- 麻痺や拘縮(※)がある。
- どんなリハビリを行えばよいかわからない。
- 体の動きが悪く好きなことが行えない。
- 福祉用具の使い方がわからない。
※けがや病気などにより長時間体を動かしていない状態が続くことで関節が硬くなり、動きが悪くなる状態のこと。
施設によっても異なりますので、求人サイトなどで確認してみるといいでしょう。
訪問リハビリにおいて作業療法士が求められる役割
引用:https://www.pakutaso.com/20180928253post-17380.html
訪問リハビリにおいて作業療法士が求められ役割は大まかに以下の4つです
・リスクマネジメント
・適切な目標設定とモチベーション維持
・医療・介護保険制度の理解
・他種連携
以下詳細を紹介していきます。
リスクマネジメント
リハビリテーション提供の場は主に
①住宅型有料老人ホーム
②サービス付き高齢者向け住宅(個人宅)
③ケアハウス
などです。
なので、リハビリに適した環境や、安全な環境が用意されていないことが多いのでそれを念頭においたリスクマネジメントが必要になってきます。
また、リハビリプランを個人や家族、住環境にきちんと沿ったものに落とし込むことも重要になってきます。
(例えば、器具を自宅や施設にあるもので代用したり、料理の作業療法などでも、キッチンの間取りなども考慮したものにする必要がでてきます)
加えて、住環境には利用者の私物がたくさん置いてあります。
プライバシーに配慮に気をつけましょう。
適切な目標設定とモチベーション維持
医療施設等でのリハビリのゴールは短期的なもので、端的にいうと「自宅に帰れるようになれば終わり」で、そこで理学療法士と利用者の繋がりはなくなります。
しかし、訪問リハビリでは「本人の個性」や「家族関係」「住宅環境」の3つの要素があります。
これらの要素によりゴールは個人差が大きく、より複雑になります。
なので、ゴールがきちんと「本人・家族」+指示書を書く医師に共有されているか、利用者やそのキーパーソンにきちんと理解・納得されているかの確認が必要になってきます。
加えて、ゴールが複雑化していることにより、利用者やその家族のモチベーションが維持できない状態になることも多くあります。
そうしたメンタル面でのサポートも重要な役割になるでしょう
医療・介護保険制度の理解
訪問リハビリでは、リハビリ計画や提案で「どのサービスが活用できるのか」「補助金はいくらか」「利用者が使える資金はいくらか?」の視点が必要になってきます。
また、利用者や家族の方から制度についての質問をされることが多々あります。
なので、きちんと答えられるようにするためにも身につけておくべきでしょう。
他種連携
訪問でのリハビリテーションは、医療施設での実施するよりも、より利用者に沿ったものにする必要があるということを「リスクマネジメントの項目」で説明いたしました。
なので、理学療法士・言語聴覚士・看護師・医師などの他種連携がより重要になってきます。
訪問リハビリに転職するメリット
引用:https://www.pakutaso.com/20180949253post-17370.html
では、本題の訪問リハビリに転職するメリットを紹介いたしましょう。
メリットは主に3項目あります。
やりがいがある
引用:https://www.pakutaso.com/20160351085post-7391.html
リハビリの場が利用者の日常生活の場なので、より利用者とその家族の目線に近いサポートが可能になります。
なので、利用者の経過が近くで見れたり、利用者と家族からの感謝の言葉を直に貰えるなどやりがいを感じられる場面に多く出くわすことができます。
そのことで、モチベーションが上がる!スキルアップになるという声が上がっておりメリットと感じる作業療法士も多くいます。
年収相場が高め
引用:https://www.pakutaso.com/20190158007100-7.html
各事業所や経験年数にもよりますが、相場の年収は400万円~600万円。
全体の年収からみると高額といえるでしょう。
1日の訪問は4~5件(1件につき約1時間)が平均ですが、インセンティブ制を導入している事業所も増加しているため、訪問件数を増やすことにより、1件につき数千円程度上乗せされるなどで収入アップが可能となります。
※インセンティブ制とは・・・より多くのリハビリをこなしたりすることで、給与が上がる制度。
インセンティブ制は、勤務先によってつく条件が違うので、きちんとチェックしておきましょう
例えば、1日につき6件目からインセンティブ対象になって1件につき〇〇円プラスされるなどがあります。
ニーズがある
引用:https://www.pakutaso.com/20190618157post-21168.html
訪問リハビリテーションは現在、非常に上向きの市場です。
先行きが読めない部分もありますが、団塊世代が後期高齢者(75歳以上)となり少子高齢化はさらに加速しています。
そして健康増進・維持や早期離床・早期退院がスローガンとして掲げられています。
以上のことから、リハビリの現場は医療機関ではなく在宅や、住宅型施設を主な場所に移していくと考えていいでしょう。
その結果、転職先としては引く手数多であり、訪問リハビリの勤務経験が作業療法士の経歴においての強みに繋がるでしょう。
訪問リハビリに転職するにあたって特別な資格は必要?
引用:https://www.pakutaso.com/20140437120post-4117.html
基本的には、作業療法士の資格をとっている以外に特別な資格取得は必要ありません。
場所によっては経験年数などの枠を設けている場合がありますので、確認は必要になるでしょう。
ただ、日本訪問リハビリテーション協会の研修を受けたことを証明する認定訪問療法士という資格があります。
資格の認定には臨床経験5年または訪問経験3年以上であり研修を最後まで受ける必要がるので注意してください。
また、訪問リハビリの基礎研修だけを受ける場合、作業療法士であるなら可能となっています。
なので、認定されるには経験年数は足りないけど訪問リハビリの基礎的な知識は知っておきたいという人は受講を考えてもいいでしょう。
詳細はこちらです→ 引用:日本訪問リハビリテーション協会 http://www.houmonreha.org/mypage/authorization/
作業療法士が訪問リハビリに転職した方が良い理由・まとめ
引用:https://www.pakutaso.com/201510592897r6fj.html
では最後にまとめに入ります。
訪リハビリに転職するメリットは3つ
・やりがいがある
・年収が高め
・ニースがある
そして特別な資格は必要ありません
ただし、訪問リハビリだからこそ求められる要素が以下の4つになります
・リスクマネジメント
・適切な目標設定とモチベーション維持
・医療・介護保険制度の理解
・他種連携について
参考になったでしょうか?
作業療法士としての新しい一歩のきっかけになれば幸いです。
PT・OTが年収を大幅に上げる方法!!
『給料が少ない』
『休みがない』
『貯金がない』
『今の職場はストレスが溜まる』
『人間関係に疲れた』
理学療法士や作業療法士の国家資格を取得して就職をしたものの、給料面や休日などで現状に不満があるセラピストの方は非常に多いかと思います。
そんなセラピストの方にオススメなのはズバリ転職です!!
現状に不満があるなら転職しましょう!
現状の給料や休日、人間関係に不満があるなら転職するのが一番です!
私自身も施術所で勤めていましたが、数年働いても給料が上がったのは雀の涙ほどでした。それでもいつか給料が上がると信じて、休日も月に4回で頑張っていました。ある日私より5年先輩の上司のお給料を聞いて驚愕しました。金額が私と1万円ほどしか変わらなかったのです。
この職場でずっと働いていても給料は大きく変わらないんだと思い転職を決意しました。求人なんて久しぶりに見た私はまたもやビックリ!とある求人の初任給が今までの自分の給料より高かったんです!泣
実際に転職してみて数年間勤続しましたが、当時のお給料と比較すると、なんと年収は200万円近く上がっていました。業務内容は変わらず、休日も増えたのに年収でここまでの差があるとは思いませんでした。